登場人物 プロフィール
オレンジナース=一生懸命徳島の難聴者の事や、将来の難聴者の事を考えて いる真面目な人。おっちょこちょいな面も少しあり。
マロン=いつも元気で、周りの人をを明るくさせる人。またさまざまな武勇伝の持 ち主。本人いわく、間寛平に似ているらしい。
Fe=この会の主宰者。洋裁が趣味なのはまだ秘密。
kk=映画を見たり、花を育てるのが好きな人。pc只今勉強中。
hk=卓球が特技なこの会の母のような存在。
nt=将来物書き志望。何でも直ぐに文章にしてしまうHPの貢献度絶大!最年 少のホープ。 hana=歯の綺麗な要約筆記
|
徳島難聴者と支援者の会
(第四回定例会、裏・・・?議事録)
今回も面白おかしく文章にまとめてみました。
評判がイマイチなようですが、楽しみにしてくれている方も一部にはあるようなので、その方の為に書きたいと思いますので、広い心で読んで下さいな。
でも僕の想像(妄想?)による解釈で、微妙なニュアンスの違いや「私そんなこと言ってないわよ!」的なのもあるかも知れませんが・・・そこは、将来作家志望という事で、大目にみてもらって・・・どこからか「調子に乗るなよ!」なんて声が聞こえてきそうですが・・・(笑)
前回の参加者の他に今回からの参加者は・・・
hanaさん:
要約筆記者。芸能人は歯が命って言葉がありますが、HANAさんの歯はとても白くてキレイです。もちろん、HANAさんも、綺麗ですが・・・
kkさん:
『こないだのヒーローの映画を見た時は、字幕がなくても結構理解出来たんよ・・・』
nt:
『そうなんですか?僕もその映画は見たけど、やっぱり邦画って苦手やな・・・やっぱり字幕がついてた方がいいなぁ・・・字幕を見た上で、聞いたら喋っている内容は、確かにそう聞こえるけど、字幕がなかったら、多分こんな事喋っていたのかな?こんな内容だったのかな?といった感じで、憶測の部分がほとんどで、聞き取りに余計に疲れるし・・・話の核心部分は、まず聞き逃しているし・・・』
講演の中で、先生は、神様がこの障害を直してくれるならどうしますか?っていう究極の「if」の話があったと思いますが・・・先生の場合は、
「アイデンティティが確立しているから、今、この障害がなくなったら、私が私でなくなるので私は遠慮します」
このような趣旨の話があったかと思います。
僕の場合は、正直言って直して欲しいです。それによって、なにか他の障害や人生の苦難が訪れたとしても、難聴ではない自分で社会において「勝負」したかったです。それが、今だに障害の受容につながっていない原因かもしれませんが・・・で、kkさんのストラップにある「ハリー」に直してもらいたいですよ・・・www
hkさん:
『今日の講演は、いろんな状況が重なって聞き取りにくかったね。要約筆記のおかげで、ある程度理解は出来たけど、愛想笑いじゃなく、皆と同じように笑いたかったね。話の「オチ」や核心部分を聞いて、心から笑いたかったね・・・』
居合わせた、難聴のメンバー皆がうなずく・・・
hanaさん:
『そうですね・・・ある人が学校のノートテーク授業を受けていた時に、要約筆記者(以下:ヨ者)の方にこういったそうです・・・』
『授業の内容なんかは、教科書に書いてあるから、極端な話、書かなくてもいいけど・・・でも、皆が笑っている時は、どんな話題で笑っているのか、知りたい!他の話題よりも、それが一番知りたい!』
nt:
『その気持ちにものすごく共感できました。健聴者と同じような情報を得て、その中で自分にとって有益な情報やそうでない情報を、自分自身で考えて、取り入れたい思いがあるのではないでしょうか?その為には、イイ事も悪い事も含めて、情報を保障して欲しいなと思います。
で、それを解消する為に、こんな事はどうでしょう?皆の爆笑を誘ったり、失笑したり、また下ネタ等のセリフや会話を必ずカバーするヨ者を置いたら・・・そのヨ者は、普段は他の事は聞き流し、パソコンとにらめっこしながら、待機していて、そのセリフが出た時には、出来るだけ早く、タイムリーに難聴者や聾者に伝えるために・・・キーを叩きだすってのは・・・いかが?
その最も重要な役目はhanaさんを任命いたしますので・・・笑』
nt:
『いい講演でしたね・・・制度の説明など、為にもなったし、先生の半生や話の内容も面白かったし・・・』
オレンジナースさん:
『先生の話の中であった本持ってるよ。あの本また貸してあげるわね。』
nt:
『なんか、借りてばっかで、恐縮なんですが・・・ていうかすごい本好きですよね?前に行った講演とかの本を大抵持ってるし、それこそ、映画「ヒーロー」のあのシーンじゃないですか?キムタクがバーのマスターに無理難題の注文をしても、いつも持っているよっていう・・・』
nt:
『山口先生の講演よかったですよね。あの本はないですよね?』
オレンジナースさん:
『あるわよ・・・』
nt:
『谷口先生の本はないですよね?』
オレンジナースさん:
『あるわよ・・・』
nt:
『まるでドラえもんのポケットじゃないですか・・・(笑)でも、これからもいろんな本を貸して下さいな。』
二ヶ月前にこのような内容を書いて投稿しましたが・・・
「僕も乗りかかった船なので、頑張りたいなぁ~と密かに思いはじめました。
今はこの船もイカダのように不安定で壊れやすいものだと思うけど、徐々に漕ぎ出して、みんなで知恵をつけたり、勇気を分け合ったりして、頑張りましょうね。やがて豪華客船のようにいろいろな人に乗ってもらったり、向こうから乗りたいって思われるような船(会)にしていきたいですね・・・。
でも、タイタニック号はやめましょう・・・(笑)」
二か月たって、ちょっと考え方が変わりました。
「もし沈んだとしても、一生懸命頑張っていたなら、必ず分かってくれる人が居るんじゃないでしょうか?それがたとえ、今じゃなくても、皆には理解されなくても・・・この活動があって、それが未来の難聴者の情報保障に一役買っていたんだなって、いずれ認められるようになるかもしれないですよね。タイタニック号だって未だに、その財宝を求めて、その価値が見出されていますよね。大事な事は失敗するのを恐れることじゃなくて、今出来ることを一生懸命頑張るってことですよね!」
講演の中で、イの一番に先生に質問して、理解してそして学びました。
そんなわけでFeさん、忙しすぎる時や燃えつき症候群に陥ってしまい、主宰者として苦しい時もあるかもしれませんが、一緒に頑張りましょう。
僕もオレンジナースさんではありませんが、本が少し好きなので、そこで読んだことのある本の言葉です。
「苦しいこともあるだろう 言い度いこともあるだろう
不満なこともあるだろう 腹の立つこともあるだろう
泣き度いこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが 男の修行である」
by山本五十六連合艦隊司令官
あっ、そうそう、皆さんよく遠くからわざわざ来てくれて「ありがとう」って仰いますけどね、僕の中ではそう思っていないし、考え事するのに独りでドライブするのって結構いいんですよ・・・
「エッ?何を考えるのかって!」
裏議事録の内容の事に決まってるでしょ・・・
話の大枠はこの「考える時間」でほぼ決まってるから・・・(笑)
完
この記事に「いいね!」をお願いします。