2010年7月定例会 報告

★次第★
1.会長挨拶
2.会員の一ヶ月の報告
3.要約筆記研修会報告
4.人工内耳の会研修報告
5.成人大学報告
6.一泊研修について
7.助成金事業について
8.その他
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20100717_1徳島県難聴者と支援者の会(ナシの会)の7月定例会が、平成22年7月17日(土) 午後1時30分~障害者交流プラザ3F研修室で行われました。
今回は、研修室1,2を借り、広いスペースで阿波市で行われています要約筆記奉仕員応用講座に参加されています受講生の現場実習を受け入れ、充実した内容で行われました。

毎回、事前に計画をしています次第に沿って進行していますか、今回は徳島県で行われる要約筆記者養成講座のニュースが直前に飛び込んできましたので、急遽その件について意見交換が行われ、議題3~5については来月への持ち越しとなりました。

定例会は、まず実習生(7名)に難聴者の隣について頂き、実際に難聴者と接して頂きながら、直接難聴者から要約筆記の仕方などのアドバイスを受けるなど、実際の現場と同じようなスタイルで始まりました。
もちろんいつもお世話になっていますひこばえの皆さんには、PCを使い前方に設置されているスクリーンに情報保証を付け、並行しての手書き要約筆記が行われました。
最後に難聴者の皆さんからは、情報量が多く、非常に良く分かったとの感想も頂きました。

議題の中で、「要約筆記者とは何なのか?」と言う、原点に立ち戻る話題も含まれ、「要約筆記者の活動は難聴者に文字で話しの内容を伝えるだけの活動ではない、聞こえないという事で奪われてきた難聴者の人権を取り戻す活動であり、要約筆記者は難聴者の良き理解者でなければならない」と言う事を、参加者全員で再確認をする事ができました。

この思いがない要約筆記者は、難聴者への差別や偏見を助長するものであり、ましてやこの思いの無い養成講座講座は、それらのばらまきにつながる恐れがある。誰にとっての要約筆記なのか?誰のための養成講座なのかを考えた時、おのずと方法や内容は決まってくると考えられます。

徳島県で行われます養成講座の議題で、ことのほか皆さんからのご意見が多く、難聴者の皆さんが養成講座へかける期待の大きさが伺える内容となりました。

今回、現場実習で参加をして頂けた阿波市の要約筆記奉仕員の皆さんは、昨年行われました基礎講座終了後に要約筆記サークルを立ち上げ、毎月集まって勉強をされていたそうで、今回の実習でも「良く分かる内容だった」と難聴者の皆さんから高い評価を受けていました。

またひとつ、県西部に心強い仲間ができた事を、本当に嬉しく思います。

前記しましたが、今回も情報保障はひこばえさんにお願いをしました。見事なチームワークで複数台のPCで途切れの無い要約筆記が前方スクリーンに映し出されます。難聴者には本当に頼りになる要約筆記サークルです。

今回も「訂正」をした箇所を赤字で映し出す試みをして見ますので、後で難聴者の皆さんから、見やすかったかどうかの意見が欲しいと言われました。こんな所にも、「まず難聴者の事を一番に考える」の思いが表れていました。
また、PCを担当していない要約筆記者は、誰に見せるのでもないのに、ひとりで手書き要約筆記の練習に取り組んでいました。この姿勢こそが難聴者が求めている真の姿ではないのかと感じさせられました。

最後には、走り走りの連絡で31日から行われます一泊研修の事務連絡や、助成金を頂いての活動内容の報告が行われ、予定時刻を少々オーバー気味に、7月の定例会を終了しました。

閉館時間5時に間に合わず「早く出てください」と久々に叱られながら、皆さん帰路につかれました。

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2010年6月定例会報告

徳島県難聴者と支援の会 6月定例会
日時   平成22年6月19日
時間   午後1時30分~
場所   障害交流プラザ 3F
★次第★
会長挨拶
会員の1ヶ月の報告
全国ろうあ体育大会の広告について
全国ろうあ者体育大会のボランティアについて
助成金事業について
各種情報交換
その他

20100616

6月19日(土)午後1時30分~、交流プラザイ3F研修室1にて6月の定例会が行われました。

今回は、三好市の会員さんが、三好町へ要約筆記者の派遣を初めて依頼し、JCIから要約筆記者3名の派遣を実現する事ができました。要約筆記の形態はPCのモニターを難聴者の会員さんが見えるように設置し、三名の要約筆記者が入力を担当する、PCを使ったノートテイクでした。

今までは要約筆記グループの「ひこばえ」さんにお願いをし、情報保障をして頂いていましたが、今回初の2グループの情報保障を受けての定例会となりました。

定例会の内容は、恒例の「一ヶ月の出来事」を全員の方にお伺いをし、卓球の試合に忙しかった事や美容院・理髪店の話など身近な出来事から、阿南市で行われた成人大学で「中途失聴の苦難を乗り越え最高の人生に感謝」と銘打った講演を行い、多数の参加者に来て頂いた話しなど、それぞれの方の出来事をお伺いしました。

続いて9月に行われる全国ろうあ者体育大会への広告掲載やボランティア参加の状況説明が行われ、進捗状況の共有化をはかりました。

今年度、徳島県福祉基金への助成を申請していた計画が満額ではありませんでしたが、高い割合で認定され、予定通りの計画で進めることができるようになった報告があり、そのメイン事業である「難聴者をテーマにした演劇」について話し合いが行われ、地元劇団による演劇の上演が決定されました。今後、12月に行われる障害者の文化祭出演に向けて準備をして行きたいと思っています。

また、昨年から始まりました「ナシの会一泊研修」についても話し合いが行われ、7月31日(土)に、昨年同様阿南市の「海女の家」で研修が行われる事が決定しました。
たくさんの参加者を予定していますので、是非ご予定下さい。

会員さんから先月に続き今月も杉材で作った「寿司桶」と「押し寿司型」のプレゼントがあり、希望する会員さんにお渡しする事ができました。毎回ありがとうございます。

今回も和やかな雰囲気の中、充実した内容の予定通り定例会を閉じる事ができました。ご参加を頂きました皆さん、ありがとう御座いました。
次回は7月17日(土)の予定となっていますので、よろしくお願い致します。

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2010年総会・5月定例会レポート

20100515平成22年5月15日(土)午後1時30分から障害者交流プラザ3F研修室1にて、ナシの会の総会と定例会が行われました。

総会開催前に、初めての珍事が起こっていました。3Fの研修室は、研修室1と研修室2に分かれています。本来は大会議室で、それをパテーションで二つに分け、前方を研修室1、後方が研修室2となっています。その為、研修室1(前方)には、スクリーンや音響の設備があり、後方(研修室2)には設備は無く、椅子と机だけになっています。

ナシの会の定例会は、要約筆記の情報保障が付く為スクリーンやマイクが必要で、毎回研修室1を利用していましたが、今月はどうしても前方が借りられず、後方の研修室2の利用予約となっていました。

当日1時、交流プラザの受付で申し込み種類の処理としていた所、職員の方から「研修室1の利用団体は、マイクやスクリーンの利用申し込みが無いので、研修室2に変更してもらうように交渉してあげましょう」と言って頂けたのです。

喜んで職員の方と一緒に3Fに上がってみると、なんともうすでに「研修室1」で要約筆記のスタンバイが完了していました。
職員の方も「もうできているならちょうど良いですね、受付の名簿の場所変更しておきます」と言われて、有無も言わさず場所変更完了となりました。

その後、何人か部屋を間違われて来ましたが、丁重に隣の部屋を案内しておきました。

ラッキーな変更で、いよいよ総会が始まりました。
会則に則り、出席者の数を確認、過半数以上の出席がありましたので、総会は成立!

花井さんの進行で開会宣言を田辺さん。会長の挨拶に続いて議長の選出に移り、昨年に引き続き小西さんが議長を務めてくれました。

事務局から昨年度の行事報告がなされ、会計の桑坂さんから昨年度の会計報告。それを受けて会計監査の岸田さんから監査報告がなされ、承認されました。

続いて役員改選が行われ、今年度の役員として会長大西(鉄)、副会長三好、花井、事務局長田辺、会計岸田、監事清水、大西(美)、小西(敬称略)のメンバーが承認されました。

引き続き今年度の事業計画が発表され、徳島市社会福祉協議会の方から、事業計画に「要約筆記養成講座への参加」が依頼され、追加事業として承認されました。予算案も承認され、無事総会を終えることが出来ました。
皆さん、本当にありがとう御座いました。

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研修室1を取ってくれた皆さん(笑)

総会終了後、5月の定例会を行いました。
恒例になっています「一ヶ月の出来事」を全員の皆さんからお伺いをしました。娘さんのお見合いの話やお孫さんの話、フランスの息子さんと火山の影響で連絡がとりにくかったというグローバルな話し、中国障害者芸術団千手観音が素晴らしかった感想、食事に行ったら会員さんの勤めるお店だった・・・・、など等、楽しいお話をたくさんお伺いする事ができました。

その後、障害者年金申請の話題に移り、非常に申請が煩雑で難しい事や、「初診日」問題をはじめとする色々な問題が話し合われました。ある会員さんから、「難しく大きな問題でも、解決に向けてしっかりと声を上げていきましょう」とのご意見があり、今後この問題もナシの会のテーマとして取り上げて行きたいと思います。

遅れてきた会員さんが何やら大きな荷物・・・・、中を開けてみると杉で作った「風呂桶」と大小の「おひつ」
皆さんびっくり!両方とも最近ではすっかりお目にかからなくなった品物です。非常に良く出来ていて杉の良い香りがしています。(これホンマに○さんが作ったん?・・・思わず出てしまいました)
(写真を撮り忘れて紹介が出来ないのがホント残念)

「これ、いる人持って帰って」  「え~~!!」  ○さんは用事があると言うことで帰っていかれました。

にわかにざわめきたつ定例会!、どうするん!!、オークションする?、くじ引きで!!
と言うことでくじ引きに決定!!  早速くじが作られ当選者が発表されました。
思わぬ珍事に(今回多い)和やかさが増す中、今日の感想をお一人おひとりお伺いをして、総会・定例会を無事終了する事ができました。

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2010年4月定例会レポート

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定例会の風景

平成22年4月17日(土)午後1時30分~、ナシの会4月定例会が障害者交流プラザ3F研修室で行われました。

今回は会長の遅刻で、10分ほど到着が遅れましたが、その間会員の小西さんが代役を務めて頂き、定刻のスタートができました。(大変お世話になりました)

最初の議題は、当日の新聞に取り上げられていました「障害」の表記について議題となり、会員の皆さんから「障がい」や「障碍」の表記についてのご意見を伺いました。

次に、先日4月3日に行われました「ナシの会お花見」の写真と動画を編集したDVDが上映され、楽しかったお花見を思い出すことができて良かったと思います。(写真の中にFeが適当にコメントを入れています、不愉快な方がいましたら、申し訳御座いません)

DVD鑑賞の後、恒例の「一ヶ月の出来事」をひとり一人全員の方にお伺いをし、皆さんの出来事を楽しく聞かせて頂きました。この度は新規に会員になられた方が2名おいでになり、お若い方も入会していただけ、本当に良かったと思います。

休憩を挟み、会員の長尾先生から9月に徳島で行われる聾唖者スポーツ大会の県としての宿泊施設への取り組みが話され、聴覚障害者への対応が整った施設を徳島県のHPで紹介をする予定であることをお話し頂けました。

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皆さんから色々なご意見をお伺いしました。

それを受け、スポーツ大会へのボランティアとして難聴者自身が参加する事ができるだろうか?とのご意見を頂き、
「聴覚障害者だからこそできるボランティアがあるはず」との結論に達し、ナシの会として聾唖者スポーツ大会へのボランティア登録をする事が決定しました。
(会員の皆さん、都合のつく方は是非お手伝いお願い致します)

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いつもお世話になっている要約筆記ひこばえの皆さん

その後、皆さんから本日の感想や言い残した事への補足発言を受け、来月(5月)の定例会はナシの会総会を兼ねる事を確認して、定例会を閉会しました。

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広報こまつしま表紙 ナシの会載る

平成22年4月5日発行の 広報こまつしま の表紙に、ナシの会のメンバーが写った写真と、耳マークの解説等が掲載されました。
この訓練は2月28日に、小松島市立江小学校のグラウンドで行われたものです。
(詳しくはナシの会HPをご覧下さい)

地元立江町選出の、市議会議員池渕 彰氏のご高配で、当日皆様の前で耳マークの説明や、難聴者支援を訴える事もでき、非常に有意義な防災訓練となりました。
ここに、改めて池渕氏への感謝を表したいと思います。  (池渕彰氏のブログ) 

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2010年3月レポート

3月の定例会が、20日障害者交流プラザ3F研修室Ⅰで行われました。
 今回の定例会は、色々な都合で欠席される方が比較的多く、通常よりは少し少ない人数で行われました。

 まず、最初に先月行われました料理教室の写真を、DVDに編集した映像が流され、和気藹々と行われた料理教室の楽しかった思い出が蘇るスタートとなりました。
数十枚の編集された写真には、それぞれ面白いキャプション(字幕)が付けられ、笑いが起こる一場面もありました。
 これからもナシの会の行事の時には、出来る限り写真の撮影を行い、皆さんにご紹介ができればと考えています。

 引き続いて、恒例の「一ヶ月の出来事」を全員の方にお話しを頂きました。一ヶ月は短いようですがしかしそれぞれ色々な事が起こっていて、お話をお伺いできるのは非常に楽しい報告となりました。
 今回は新しい方もお一人お見えになり、物議を醸し出すご発言を頂、その方のお言葉を借りるなら「活発な意見交換会」になりました。
(いつも活発な定例会ですが、初めてなのでご存知なかったのでしょう(~_~;))

 十人十色と言う言い方がありますが、本当に色々な方がいるものだと、改めて感じさせられた定例会となりました。
 ご参加の皆さんは、それぞれのご意見をお持ちと思いますし、それをご発表頂くのは、誠に結構な事と思います。
 時には、耳が痛い内容もあるかも知れませんが、そこは真摯に受け止めて、より良い活動へつなげて行く為にも、どのようなご意見も自由に発言できる雰囲気を守らなければならないと考えています。
 ただ、個人の中傷や人権侵害に該当するようなご意見は、不本意ながら差し控えて頂かなければならないと、改めて感じさせられました。
少し不穏な空気になりましたが、皆さん流石大人と言う事で、水入りとなり前半を終えることができました。

 引き続いて後半は、恒例のお花見について計画がされ、4月3日(土)午後1時から3時頃まで行う事に決定されました。
場所については、一応徳島公園に仮決めされましたが、変更の可能性を残しています。

 次に、「聞こえが不自由なため困ったとこ、そしてそれに対して望む対応」について難聴者の皆さんから全員ご意見を頂きました。
 病院や銀行で待たされる事、聞こえない為に交通事故に遭いそうになった事、実際に事故に遭ってしまった事、その後の示談や処理に苦労する事などのご意見を頂戴しました。
 中には「困った事は無い、言いたい事だけ何時も言って、返事は聞かない(聴こえない)」と言う卓越したご意見も飛び出る事となりました。

 また、地元テレビ局の取材依頼(延期保留)があった話や、その事により職場に耳マークを設置する事ができたなど、充実した活動内容につなげて行けた報告もなされました。

 また、講演会の伝達講習として、障害者が災害により被災した場合、行政の援助は経済的な問題により充分に受ける事は望めないので、「自分の身は自分で守る」を原則に考える必要があるとのお話しがなされ、更なる注意の喚起の必要性が報告されました。
誠にその通りと考えます。

最後に全員から本日の感想をお伺いして、定刻の4時30分に定例会は閉会となりました。

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第24回 「第17回聴覚障害者文化活動フェステバル」に参加して

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名古屋の風景。テレビ塔にも行きました。

平成22年3月5日~6日、名古屋に行ってきました。
一昨年、ナシの会主催の「新春特別講演会」でお世話になりました全難聴理事の荒川清美さんの紹介で、第17回聴覚障害者文化活動フェステバルで字幕付きのミュージカルを見るためです。

 5日午後1時過ぎに、自宅を出発、4時に大阪にいる娘と合流、そして名古屋へ・・・、の予定が途中で渋滞に合い一時間遅れの5時に娘と合流。

 愛車に取り付けたオンボロナビが、渋滞を知らせてくれますが、道路情報では事故の知らせもなく、原因も分からないままやがて渋滞へつかまって行きます。渋滞12km・・・、下の一般道へ迂回、再び高速道路へ、順調に進むかと思ったのもつかの間、また渋滞へ。
仕方なく流れに任せていると、遂に渋滞の原因を発見!!
おじさんたちが道路の側溝を清掃していました!!恨めしく横目で見ながら、おじさん達を通過した途端、車は一気に急加速、流れは順調です。
「掃除は夜にして欲しい!!」管理局にメールでクレームしたろかいな・・・。
天王寺駅で娘を乗せ、一路名古屋へ。高速道路は天理から一般道25号線へと変わり、伊賀市を通って名古屋へ。

何年も前、子供達が小さな時に、伊賀忍者屋敷に連れて行った事を思い出します。当時のオンボロ車は、時速100kmで上り坂にさしかかると、頂上付近ではアクセル全開でも70km以下に減速し、大型トラックにも追い抜かれていた記憶が蘇ります。

 午後7時に名古屋のホテルに到着、チェックインを済ませた後、夕食へと出かけます。事前に名物のお店をチェック済み(家内が)で、いざ「味噌カツ」のお店へ!!

実はこの名古屋行きの前「遠いから行きたくな~い!!」とだだをこねていると「行って好きなだけお酒を飲んでも良いよ」の悪魔の囁きについ「行こう、行こう!!」となった経緯がありまして・・・。

味噌カツと同時にビールを注文、これが合うわ合うわ!!是非皆さんも名古屋に行かれた折には、味噌カツとビールはお薦めです。

食事を終えて、娘のショッピングにも付き合わされ・・・、やっと居酒屋へ。(ここも事前チェックの居酒屋)名物の手羽先、どて焼等を食べながら、ホッピーを注文。
(ホッピー:元祖ノンアルコールビールみたいな飲物で、焼酎を割って飲む)

その後一端ホテルに帰り、再び一人で夜の街へと出掛けて行きました・・・(そこでの出来事は個人的に!)

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味噌煮込みうどんです、粉っぽくて硬かったです。

6日ホテルで朝食、チェックアウトを済ませて、名古屋テレビ塔へ。小雨の為視界最高ではありませんでしたが、それなりに楽しめました。

 少し早い昼食(ここもチェックのお店)「味噌煮込みうどん」を食べに行きました。

残念!美味しいうどんを食べ慣れている徳島の人には、 「伊勢うどん」同様に名古屋のうどんも高い評価はできませんでした・・・しかも値段高すぎ!(コーチン入り¥1750)

昼食後いよいよミュージカルを見に、名古屋ドーム隣の名古屋市東文化小劇場へ(小松島のミリカホール程度)

劇団アルクシアター WISH BREATH 「世界は希望を呼吸している」 と言う歌とダンスと手話で構成されたミュージカルです。
内容は、「命」と「希望」をテーマとしたハートウォーミングストーリー。
病により死を迎えようとしている老女が、悩みを持つ高校生の孫に語る様々な話がオムニバスの形で展開してゆきます。
希望に包まれて生まれた命は、自らの希望を抱き、それは叶ったり大半は潰えたり。そして人生のラストシーンは華やかか、孤独で残酷なものなのか・・・。優しい音楽と繊細な手話、躍動的なダンスに彩られた夢と現実のストーリーでした。

 字幕は、舞台向かって右上のスクリーン(縦長)に映し出されていきます。
重要な役どころの俳優さんは、実際の聾者の方です。

涙あり、笑いありと全体的に良く完成された舞台に仕上がっていました。聴覚障害者を含めた練習には、色々と難しい配慮もあったと思いますが、実に素晴らしい仕上がりでした。

娘と父親の秘話、父親の深い愛情の真相がひも解かれていくシーンでは、思わず涙がこぼれます・・・、隣で座る娘に目をやると・・・寝ていました(T_T)

たくさんの聴覚に障害がある方が見に来ていましたが、手話や字幕による情報保障がなされていた為、充分に内容は伝わったと思います。

ところどころ、字幕を出すタイミングがずれていた所もありましたが、それもご愛嬌と言うことで・・・。

字幕は、俳優にとってプレッシャーと言うことが分かりました(~_~;)  二箇所ほど俳優さんが台詞を間違えたのですが、本来なら誰も気付かない流れと思いますが、先に字幕を出されているので、観客全員が「あっ!間違えてる!!」  恐るべし字幕付き!

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特技「悪魔の囁き」、好物「とんかつ」

ミュージカルが終わり、駐車場から車を出庫。一日止め放題¥300!なんと良心的な事か・・・。係員さんがいたので、障害者手帳を見せると

「はい、ありがとうございました」・・・、まぁなんと無料に!! 名古屋はええとこじゃ!(実は書けませんがもっとええ事があったのです)

 夕方4時、帰宅の途につきました。まずは大阪に娘を送って行き6時に到着。

「夕食は何にする?」  娘が「とんかつ」 (~_~;)  二日連続とんかつでした・・・。

午後10時、無事我家へ到着、明日の夕食がとんかつで無い事を祈りつつ全行程を終了しました。

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「耳の日」の活動報告

20100303耳の日の記念行事として、今年も徳島駅前で、耳マークの啓発活動を行ってきました。
今回は、聴覚障害児・者をもつ親の会の皆さんと一緒に、総勢16名のメンバーで活動を行いました。

午前11時、500枚用意した耳マークの啓発と理解を呼びかけるチラシを、道行く人たちに配ると共に、拡声器を使って、難聴者への理解と配慮を呼びかけました。

当日は、NHKのテレビの取材や毎日新聞の取材も入り、活動の内容は、夕方のテレビニュースでも流れ幅広く県民の皆様にアピールできたと思っています。

チラシ配布中に、「是非一緒に活動をしたい」とおっしゃって頂けるお2人の方があり、定例会のご案内をさせて頂いたなど、嬉しいハプニングもありました。

「このマーク見た事がある」と言われる方も段々と増えてきて、少しずつ耳マークが皆様に認知され始めた事が伺えます。

20100303_1チラシ配布と同時に、難聴当事者の方が使用できる「耳マークカード」の配布も行い、用意していたカードも全て配布する事ができました。

風は少し強かったですが、お天気にも恵まれ、今年も良い活動ができたと喜んでいます。

ご協力を頂きました皆様、本当にありがとうございました。

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小松島市立江町  防災訓練に参加

20100228小松島市で初めて行われる防災訓練が、立江小学校グランドで行われました。

午前11時から始まった訓練には、町民の皆様がたくさん参加をして、充実した内容でした。

 ナシの会からも耳マークの啓発の為、関係者7名で参加をしてきました。

訓練の冒頭、今回の訓練を企画運営して頂けました小松島市議会議員の池渕氏のご配慮で、ご参加頂きました皆様の前で、ナシの会の挨拶の時間を作って頂き、耳マークや災害時の難聴者への配慮、対応の仕方等を説明してきました。

皆さんも真剣に話の内容を聞いて頂き、非常に良かったと感謝しています。

今までにも、徳島市の防災訓練には3箇所参加をさせて頂きましたが、挨拶や説明をする機会に恵まれませんでしたので、本当に今回は良かったと思っています。

20100228_1訓練は、地元消防団の放水訓練から始まり、消火器の実践訓練、非常食の炊き出し、備蓄非常設備や用具の説明があり、備えられている内容を知る事ができました。

また、災害時用の保管備品の希望調査があり、ナシの会から「耳マークの旗」を要望した所、ご理解を示して頂け、全分団へ保管できるように取り組んで頂けるとのご回答を頂きました。

これにより、災害時の難聴者への情報保障がスムーズに行えるのではないかと、非常に期待が持てました。

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また、昨年小松島市で行われました要約筆記者養成講座の修了生が要約筆記者として初めて参加をして頂け、非常に上手な要約筆記で難聴者への情報保障をして頂けました。
地元の要約筆記者の誕生に、嬉しく思いながら今後益々の活躍を期待しています。

もう一人のベテラン要約筆記者は、イラストを入れながらの要約筆記に、難聴者からも非常に良く分かるとの感想を頂、流石の実力発揮に感心をさせられました。

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料理教室&定例会

201002202月20日、交流プラザにおいて、料理教室と定例会が行われました。

今月は、年間行事計画にそって、料理教室を開催しました。

当初は、調理室の使用が難しい状態でしたが、5日前に急遽使用可能になり、慌しい準備となりました。

料理教室の講師には、交流プラザで料理教室を担当して頂いています管理栄養士の牛田ふみ先生が急なお願いにも関わらず、快諾を頂き、教えて頂ける事になりました。
明るくて素敵な先生で、最後の定例会まで参加をして頂け、難聴者へのご理解を頂く事ができました。

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材料の買出しから準備、全てを先生が引き受けて頂けたので、大助かり!調理実習中の手際の良さやポイントを得たアドバイスに、皆さん大変喜んでいました。
特に藤ずしの完成には、思わず拍手が起こるほど!
ちょっとしたひと手間やアイディアが料理教室ならではの良い所です。

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料理の完成後は、皆さんで試食会。楽しい雰囲気の中、会話が弾みます。
調理を始め、試食終了まで約2時間の料理教室が無事終了しました。

引き続き定例会を行いました。
3月3日耳の日の「耳マーク」啓発活動のお知らせや、防災訓練の参加呼びかけなどの事務連絡の後、今までの活動を写真で紹介した編集DVDを全員で鑑賞して、料理教室&定例会を終了しました。

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