徳島市の養成講座が終了しました。
徳島市で、11月17日(火)から行われておりました、要約筆記者養成講座(応用課程)が12月8日に終了し、4名のみなさんに修了証書が渡されました。
昨年度基礎課程を受講され、今年度応用課程受講と2年間に渡り要約筆記の勉強をされ、今後ますます難聴者支援の活躍に期待が寄せられています。
受講生の中には、すでに基礎課程修了時から要約筆記や難聴者支援の活動をしている人もいて、和気藹々とした雰囲気の中で講座が進められてきました。
最後の講座では、「難聴者と共に社会参加することの大切さ」の講義があり、これからの難聴者との関わりについて配慮する事項や要約筆記者としての心構えのお話があり、全てのカリキュラムを終了しました。
閉講式では、残念ながら体調不良により出席出来なかった、何十年も前から難聴者の福祉向上の為にご活躍をされています山下マサ子氏から、受講生の皆様へお祝いのメッセージが披露されました。
山下氏からのメッセージ
皆さんこんにちは。思い出します。昨年の基礎講座を真剣な姿で終了されて、その後も努力を続けられ、更に今回の応用課程に挑戦してくださり種々の障魔を乗り越えられて、本日晴れの修了式をお迎えくださいました皆様誠におめでとうございます。
私達の夢にまで絵書いておりました念願を今、見事にかなえてくださいました皆様に、この喜びの感動は何ものにも例えようがございません。ただただ感謝しきりでございます。 お寒い中を本当にご苦労様でした。要約筆記者の皆様は、私達難聴者にとりましては、総て高価で入手できない宝石のような存在と尊敬いたしております。どうぞますます厳しい現実社会の中で平等参加を常時目指す難聴者の為に、実践活動にお励み頂き、ますます光り輝いてくださいませ。よろしくお願い致します。 尚、本日までの長期間に渡り、温かいご指導に当たって下さいました講師の皆様、本当にご苦労様で御座いました。末文となりましたが、昨年から惜しみないご協力を頂きました社会福祉協議会の方々、誠にありがとうございました。今後も尚よろしくお願い申し上げます。 誠に残念ながら、この晴れの式に不参加となりましたが、一言お祝いと共に感謝の言葉とさせて頂きます。ありがとうございました。 |