補聴器の装用をお考えになられたら・・・

補聴器はお一人お一人の聴力に合わせて作っていく、まさにオンリーワンともいえる医療機器です。

「きこえ」そのものが復元できるわけではありませんが、適切に個別調整し、装用練習を繰り返し行うことによって、保持聴力を活かした「きこえ」が補えるようになります。

音声情報の獲得不足やコミュニケーションの障害を改善することは、生活の質(QOL)の向上につながります。そこで役立つ補聴器のためのポイントをいくつか挙げてみたいと思います。

■まず耳鼻咽喉科を受診してみましょう
何が原因できこえにくくなっているのかを耳鼻咽喉科の先生に診てもらいましょう。
補聴器の装用よりもまず治療が必要なケースがあります。また、補聴器装用が適当と判断された場合には適合のための処方資料を作成して下さいます。
■きこえにくくなったことで日常生活上、どこでどう不便なのかを整理してみましょう。
補聴器はきこえにくさを補うことで日常生活上の不便さを改善していくための医療機器です。五時゛分にとって補聴器がなぜ必要なのか、どの程度有効なのかを考える上で大切なテーマとなります。ご相談の前にご自身で一度、整理してみることをお勧めします。
■補聴器はお一人お一人の聴力に合わせる必要があります。
補聴器は聴力検査の結果を踏まえ、生活環境や身体の状況、種類(形)やご予算など、お一人お一人の状態を総合的に俯瞰しながら機種選定し、調整(個別適合)を行わなければ役に立ちません。特に初めてお使いになる場合には、少なくとも1週間から2週間程度は貸出をしてもらい、実際に日常生活を試してご自分で評価してみること(主観的評価)が大切です。調整(個別適合)と合わせて、装用練習を繰り返し行うことが有効な活用のための最も重要なポイントとなります。
■補聴器には装用練習が必要です。
補聴器は購入して装着しただけできこえが補えるようになるわけではありません。

まずはご自宅の部屋など、静かな場所で毎日短い時間で良いので繰り返し使ってみて下さい。たとえば比較的聞き取りやすいニュースを聞く時間には必ず補聴器を入れてみるといったような方法です。最初の目標は取扱いと耳への装着がスムーズにできるようになること。合わせて補聴器を通した日常生活の様々な音に少しずつ「聴き慣れ」していくこと。そうした練習を行いながら不都合があれば補聴器技術者に伝え、再調整をしてもらう・・・・焦らず少しずつ繰り返していくことがお役立ちの決め手といっても過言ではありません。

■アフターケアも忘れずに
補聴器は精密な医療機器です。特に最近のデジタル補聴器は内部にマイクロコンピューターが仕組まれており、ほこりや湿気には弱いので、おやすみになる前などには、乾燥ケースに収納保管されることをお勧めします。また、補聴器技術者に定期点検整備をしてもらいましょう。聴力についても同様です。定期時にかかりつけの耳鼻咽喉科の先生に診てもらうようにしましょう。
■その他
補聴器は薬事法により管理医療機器と定められています。管理医療機器の販売にあたっては、指定の講習会を受講終了した者(医療機器販売管理責任者)を置き、所轄の保健所へ事業所として届け出ることが法律で義務付けられています。

※※※ メモ ※※※

財団法人テクノエイド協会では、認定補聴器技能者試験を毎年実施しており、試験合格者を認定補聴器技能者として登録しています。
 認定補聴器技能者は、聴覚と補聴器についての知識と調整技術、相談技法などを習得し、耳鼻咽喉科医と連携している補聴器技能者です。
 各地域の認定補聴器技能者についての登録情報は、財団法人テクノエイド協会のホームページで閲覧できます。
お店を選ぶ一つの目安として是非参考になさってみて下さい。
下記認定技術者情報は同一でないので両方チェックしてみてください。
お近くにある方、利便性もチェックしてみてください。
認定技術者がいる補聴器店

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県内の主要な金融機関に耳マークが設置されました。

徳島銀行・阿波銀行・ゆうちょ銀行
 ナシの会が、以前より普及活動をしています耳マークが、県内を代表する金融機関に、12月22日設置をされました。
11月末にそれぞれの金融機関に設置のお願いに行き、一ヶ月足らずで実現の運びとなりました。
どの金融機関も、耳マークに関して理解を頂、早期の実現に感謝をしたいと思います。
徳島銀行・阿波銀行は、個人が携帯をする耳マーク入りカードも製作して頂け、申し出れば無料で頂けます。

難聴者の皆様は、「銀行や病院に行くのが苦手」と言う話を良く聞きますが、これで安心して銀行に行けるようになったと思います。
早速ナシの会のメンバーで、見学に行ってきました。

20101222

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H20 暴 忘年会 裏 レポート

20101213今回十二月十三日の難聴者と支援者の会の忘年会は、例会後の午後六時三十分より、総勢十八名の参加で行われました。昨年同様に、「Fe会長主催の豪華景品盛りだくさんビンゴゲーム!」と、「大丈夫かいな?と思わず言いたくなるnt君の余興」の二本立てで行いました。
その内容をインタビュー形式で振り返りたいと思います

忘年会一問一答

Q「ビンゴゲームは盛り上がりましたか?」

Aさん「着席と同時に、みんなの手元には、ビンゴカードが配られ手際良く、ビンゴが行われました。豪華景品を横でチラチラ見ながら、何が当たるのか?とワクワクドキドキのビンゴ大会でした。数字が出る度に、
Feさん『二十二才の別れのニジュウニ~』とか、『誰の年齢だか?私の歳?のジュウハチ~』みたいなノリで盛り上がりました。

結果、一番最初に当たったのが、ntさんだったのですが、そういえば、ntさんこんなこと言ってましたよ・・・

nt「運がいいなぁ~、でもこの運は大晦日の年末ジャンボ宝くじに残しておきたかったなぁ~www」

Q「ntさんの余興はどんな内容でしたか?」

Bさん「紙芝居形式の、台詞を読みながらの余興です。それに書いてあることは、ダジャレだったり、ジョークだったり、ちょっと、お寒いような内容でした。例えば、こんなことです。

「ntさんの地元、三好市には、最近妖怪が新たな観光の目玉としてスポットライトを浴びているんですね?」
「そうなんですよ!マンガに出てくる『こなきじじい』は大歩危小歩危の秘境から生まれた妖怪だと言われています・・・」
「だったら、うかつに近づかない方がいいね・・・」
「えっ?なんで?」
「だって~妖怪だけに・・・」
「なんか用かい?」

20101213_1

Bさん「・・・いや、私はね、豪華景品が当たるビンゴだけが楽しみだったので(笑)」

Q「雰囲気はどうでしたか?」

Cさん「とても、オシャレな店で、また立派な面々ばかりで、ntさんでしたっけ?あの方が、紙芝居みたいなことをする雰囲気ではなかったんじゃないかなぁ~(笑)」

Q「ntさん、やってみてどうでしたか?」

nt「そうですね・・・今年も忘年会での余興を!是非!ということで、おだてられて、やってみたのですが、人数も多くなり、はたして皆さんを楽しませることができたかどうかは疑問です。一年前から、準備していたのですが、悩みに悩んで、結局出来たのは、二日前でした。昨年同様、みんなに分かりやすくをコンセプトに、紙に大きく字をプリントしてセリフを読む形式にしましたが、これは好評だったようです。また、忘年会の席ということで、許してもらえるんじゃないかと思い、しょうもないことも書いてみたんですが、皆さんの失笑を買ったようです。トホホ・・・・来年は、誰か一緒にやってね!」

20101213_2Q「なんかエピソードはありますか?」
Dさん「某身障会の会長さんが率先してうさぎの耳かざりをつけてくれましたよ。かわいかったですよね。難聴啓発の劇をこしらえようなんて盛り上がったりして、脚本はもちろんntさんで!なんてね。最後に、みんなで手話コーラスをして、心が一つになって楽しかったですね。」

Q「他のみなさんの感想は?」

Eさん「分かりやすかったです。楽しませてくれてありがとう」
Fさん「聞こえない人に配慮した心温まる楽しい出し物でしたよ」
Gさん「忘年会盛り上げてくれてありがとう。みんな楽しみに期待してるので来年もよろしく」
Hさん「妖怪は出てくるわ!世界のナベアツでしたっけ?エドはるみ?山本高広?お笑い芸人オンパレートで良かったです」

20101213_3

Q「では、ntさん、最後に何か一言」

nt「ナースさんが、掲示板にも書いてありますが、難聴者は宴会のような場所が本当に苦手です。ザワザワした場所でもあり、聞き取りにくいので、面白くないのです。でも、この会の忘年会では、書いてくれることで、お互いが書くことで、思う存分、心から楽しめることが出来ました。それが、他の会との大きな違いだと思います。まさに難聴者の心の部分をカバーしてくれる会だと思っています。ありがとうございました

僕が一番最初に、裏議事録なるものを書いたのは、平成十九年の九月のことでした。そのときのメンバーはたったの六人程度でしたが、そのときに書いたことは、
「今はこの会もイカダのように不安定で壊れやすいものだと思うけど、徐々に漕ぎ出して、みんなで知恵をつけたり、勇気を分け合ったりして、頑張りましょうね。やがて豪華客船のようにいろいろな人に乗ってもらったり、向こうから乗りたいって思われるような船(会)にしていきたいですね・・・。」
そして、二か月たって、
「もし沈んだとしても、一生懸命頑張っていたなら、必ず分かってくれる人が居るんじゃないでしょうか?それがたとえ、今じゃなくても、皆には理解されなくても・・・この活動があって、それが未来の難聴者の情報保障に一役買っていたんだなって、いずれ認められるようになるかもしれないですよね。タイタニック号だって未だに、その財宝を求めて、その価値が見出されていますよね。大事な事は失敗するのを恐れることじゃなくて、今出来ることを一生懸命頑張るってことですよね!」

そして今、思うことは、これだけ多くの方に忘年会に参加して頂いて、たったの一年ちょっとで、こんなに会が成長するとは夢にも思いませんでした。
この会はやがて、難聴者の未来のあるべき姿への道筋と共に、若者の活力となるべく会に成長していくことでしょう・・・タイタニック号が今も人々の胸の中で、未来へ向かって進んでいるように。

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2008年11月例会レポート

11月15日(土)障害者交流プラザ2Fの会議室で例会が行われました。

予定開始時刻は、通常通り午後1時30分からでしたが、最近お目見えしましたPSPを使った文字情報保障システムのセッティングに手間取り、10分遅れのスタートでした。

 PCを含め、要約筆記のための準備は、結構大変な作業であり、毎回お願いしています要約筆記サークルの皆様には、感謝感謝です。

 私たちは開催時刻に合わせて参加をしますが、要約筆記をされる皆様は、ずっと早い時間から来て頂き、準備をして頂いています。しかも会場のセッティングからしていただけているようで、申し訳なく思っています。

通常通り、最近の一ヶ月間にあったことを、近況報告と題して全員の皆さんからお話を頂きました。
話題は、HPでもお知らせをしています、徳島市で開催をされています要約筆記者養成講座関係のお話が多く、関心度の高さを伺う事ができました。
 要約筆記者養成講座もまもなく終了をします。これから多くの要約筆記者が、本会も含めて色々なところでご活躍される事を願ってやみません。

 神山町からお越しの方からは、地元で開催されたイベントに、要約筆記が付き、多くの方の理解と有用性を実感できた内容のお話があり、要約筆記の必要性を改めて感じさせられました。

 今月上旬にあった未来フェスタに参加出展した話題もあり、その時会場に来られた方のエピソードや、PSPシステムの有用性も話題となりました。

 「最近になって初めて銀行へ行った」というお話には、難聴者の実態が伺え、まだまだ生活をしていく上において、バリアがあり、改善しなければならないところが数多く残されている思いがしました。
 銀行に関しては、県内で多くの支店を持つ2銀行に、耳マーク設置のための話し合いが決定しており、実現に向けて頑張りたいと思っています。
 
 本会の設立当初から、活動の中心となってきました耳マークに話題が移り、助成金で製作をしたカードやポスター、シラシの配布に関する話し合いがもたれました。

 先ず、会員の皆様が身近なところから草の根的に、設置していただけるところを探すこと、一人でも二人でも多くの人の目に触れる状況を作ることで、段々と耳マークの認知が進むため、みんなで協力をすることになりました。
 今後本会でも、窓口に置く案内札を、完成した形に仕上げ、必要な箇所にプレゼントする事も了承いただけましたので、ぜひ皆さんも申し込んで頂きたいと思います。

 難聴者ご本人が持つ、名刺サイズのカードは結構好評で、未来フェスタ会場でも多くの方から依頼があり差し上げました。このカードを利用して少しでも行動範囲が広がり、多くの方とコミュニケーションができる事を期待しています。
そして少しでも多く、差し出された耳マークの意味を理解し、対応していただける所が増えていく事を期待しています。

 いよいよ来月は年末12月です、12月と言えば忘年会!という事でn.tさんのオンステージの時期でもあります。
一年間練りに練ったネタ満載、万全の準備が整っている・・・・らしいです(笑)

という事で、12月13日(土)に、次回の例会を夕方まで開き、その後場所を変更して忘年会を行う事が決定しました。数多くの会員さんのご参加をお待ちしています。
 日頃お話できない事や、日頃見えない一面も色々見えてくることでしょう。大いに盛り上がりたいと思っています。

どんなネタを見ることができるのか?ワクワク想像しながら、今月の例会レポートおしまい!

Fe  

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要約筆記PSPへの配信システムが完成しました

以前から試してみたいと思っていたPSPへの配信ができるようになりました。
PC2台、ルーターがあれば、PSPへ文字を送る事ができます。
各要約筆記サークルの皆さんも、ぜひ試してみてください。
本会では、このシステムを色々な所で使用して、レポート致します。

hoka_psp1
PSPへの配信システムの全体です。

左から、PSPへ配信させるPC、ルーター、文字入力用PC、PSP2台です。
hoka_psp2
入力された文字を、各PSPへ無線で配信します。
無線で配信するのはルーターで、それをPCでコントロールします。(放送局のようなもの)配信用ソフトは、IPtalk Broadcaster(無料)を使用しています。

一人で入力をする場合は、このソフトのみで、各PSPへ配信する事ができます。(このPC1台でのみでOKです)

一般には要約筆記はグループで行いますので、文字入力用のPCが必要です。

右側で、アンテナが立っているのがルーターです。ハイパワータイプなので、半径100メートル近くカバーできるのでは?と思います。安価なルーターでも近い距離なら大丈夫です。
(バッファロー WHR-HP-G です)

hoka_psp3
いつも情報保障をして頂いている要約筆記サークルからお借りしたPCです。文字入力用のソフトは IPtalk です。(無料)

既にこのPCにはソフトが入っていましたので、そのまま使用できました。

hoka_psp4
PSPへ配信した画面です。
上はPSP1000、下はPSP2000です。
最近はPSP3000も出ていますが、同じように使えると思います。一度に64台まで配信が可能のようです。

一度スイッチおオフにしても、再び使う時は、PSP履歴機能を使えば、直ぐにつながります。

hoka_psp5
今回のソフトは、本HPのリンク先にある「人工内耳友の会」のHPからダウンロードしました。システム等に関するお問い合わせは、本会の「ご意見・ご要望」からお問い合わせ下さい。

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地域ICT未来フェスタに出展しました!

平成20年11月8日(土曜日)、9日(日曜日)に徳島県立障害者交流プラザ スポーツセンター(体育館)で行われた未来フェスタで、徳島県難聴者と支援者の会で出展をしてきました。

耳マークの啓発や、ポスター展示、耳マークカードの配布、本会案内のチラシ配布等を行いました。
中でも、PC要約筆記をされた文字情報を、PSPに無線で飛ばし表示するシステムには、多くの方が関心を持たれ、興味深く見ていただけました。

今後このシステムも本会の特徴として、色々な場所で文字情報支援に使って行きたいと思います

20091108

若手のホープがPC調整中   二人で遊んでいるわけではありません、PSPのチェック中です。

(本会ブースの様子です。)

200911081

PCとPSPこれから強い味方になります。   耳マーク入りTシャツまで飛び出しました。

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地域ICT未来フェスタに出展しました!

平成20年11月8日(土曜日)、9日(日曜日)に徳島県立障害者交流プラザ スポーツセンター(体育館)で行われた未来フェスタで、徳島県難聴者と支援者の会で出展をしてきました。

 耳マークの啓発や、ポスター展示、耳マークカードの配布、本会案内のチラシ配布等を行いました。
 中でも、PC要約筆記をされた文字情報を、PSPに無線で飛ばし表示するシステムには、多くの方が関心を持たれ、興味深く見ていただけました。

 今後このシステムも本会の特徴として、色々な場所で文字情報支援に使って行きたいと思います。

20081108

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2008年10月例会レポート

2008101810月18日(土)障害者交流プラザ3Fの調理実習室で、料理教室を開催しました。

予定開始時刻は、通常通り午後1時30分から・・・・、1時10分に調理室到着。

えっ!みんな来てる?お前ちょっと遅いんちゃうん目線!。時刻確認やっぱり1時10分、みんなどんだけ楽しみにしてたん・・・、それともよっぽどお腹空いとん?・・・という感じで、10分前に開始しました。

時間厳守でお越し頂けました3名の方、すみません。あなた方が遅いのではなく、我々がフライングでした。

今回の講師は、後藤尚美さんです。若くて美人で素敵な先生でした。掲載の写真にも写っていますので、探してみてください。(ウォーリーを探せか!)
今回作った料理は、「かぼちゃスープ」「しめじの炊き込みご飯」「アメリカンドックミニミニ」「豆腐ドーナツ」「さつまいもケーキ」の5品です。

日頃料理とは無縁の男性軍も、奮闘しました!ごぼうを担当したある男性は、泥付きをそのままをスラーサーでささがき(?)途中で同じ班の女性から「皮をむいて洗ってから」とご注意!・・・、大丈夫かぁ~。

炊き込みご飯作りま~す!お米を洗って、具材もたっぷり入れたし、調味料も入れたし・・・後は炊くだけ!・・・ん?水入れてないよ! 6合のお米に具材と100cc程度の調味料だけで炊くところでした・・・。炊き込み干しご飯じゃ! どんだけ水入れたらええん?分からん!しゃぁないんで、一度全部具材を取り出して、お水を入れなおして事なきを得ました。(ふぅ~)

焦げ臭い~!!さつまいもケーキが燃えてる!オーブンで焼く・・・、ここまでは順調だったのですが、生地を置く場所が違いました。一番下(火から遠い)に置くところを、一番上に置いてオーブン開始!(燃~えろよ燃えろ~よ・・・オーブン内キャンプファイヤ)

20081018_1

ぐゎ~!ひゃ~!! なんじゃ!今度は何しでかしたんじゃ! か、かぼちゃスープが!
かぼちゃを包丁で小さく切って、スープにするため、更にそれをミキサーにかけて液体状に仕上げていきます。スイッチ、オン! ギヤ~! ふ、ふたがしてない!!ミキサーから吹き出す黄色い液体かぼちゃスープ、まさに吹き上がる火山の如く、辺りを我がもの顔に覆い尽くすかぼちゃスープ!

やっぱりナシの会のメンバー、やってくれると思っていましたが、期待通り!

そんなこんな珍事が有りながらも、どうにか終盤。アメリカンドックミニミニに取りかかった方、あなたですよ! アメリカンドックはフランクフルトに串を刺して作るのは常識で、それのミニミニ版で、ウインナーに爪楊枝を刺して衣を付けて揚げる事位は、容易に想像がつくのでは・・・・、ウインナーにフォーク刺して何するん?!そのまま衣付けてフォーク事揚げるン?料理名考えてや!

おっ!今つまみ食いした人がいましたね。見ましたですぞ!!もうちょっとで試食会が始まりますから・・・・、耳マークではお世話になりました。

あんなこんな、ガヤガヤ色々ありましたが、どうにか5時前に無事終了!
自分たちで作った料理を頂きながら、楽しい時間を過ごすことができました。総勢18名のたくさんのご参加、ありがとう御座いました。

調理に、要約筆記にと、ひこばえの皆さん、本当にお世話になりました。今回は新人さんもお越し頂け、これからもぜひよろしくお願い致します。

わざわざお土産としてスダチをお届け頂きました神山のIさん、ありがとう御座いました。

今年も又さつまいものお土産をご用意頂けましたTさん、ありがとう御座いました。

解散後、一部の会員さんは神山で行われたハンセン病の人権劇(字幕付き)を観劇に行きました。

これにて10月の例会レポート、おしまい。  Fe

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2008年9月例会レポート

9月19日(土)ナシの会の定例会が行われました。今月は研修会を行う為、会場をいつもの会議室からひと回り大きな研修室1に変更して行いました。

研修内容は、補聴器メーカー(フォナック)さんにおこし頂き、FM補聴器の説明を中心に行われました。
補聴器に限らず、最近の商品は日進月歩でその性能が向上し、一昔前の物と比べると、雲泥の差があるものもあります。

今回紹介をして頂きましたFM補聴器も、随分と改良を加えられ、難聴者の聞こえを取り戻す道具として、有効な部分が沢山あったように思います。
例えば、両耳に補聴器を掛けた場合、片方の補聴器を調整(音量など)すれば、それに連動して、反対側の補聴器も自動で調整されたり、その機能を利用して、片側には音量だけのツマミ、もう片方には音質だけのツマミにすることができ、小型化ができるなど、随分と進化したものもあるようです。

また、マイクの指向性を変化さすことができ、音を拾う方向を変えることにより、話をしている人の声をより鮮明に、周りの雑音をより押させる事が出来るようになっている物もあるそうです。

参加した会員の皆さんにも実際に装着して頂き、FM補聴器の性能を実際に体験して頂きました。
とても良く聞こえた方もおいでになりましたし、あまり効果を感じられなかった方もいましたが、自分にあった補聴器をうまく使いこなすためのデータにはなったと思います。

FM補聴器は、簡単に表現すれば、放送局とラジオの構成で、マイクで拾った音をFM電波で飛ばし、耳に掛けたラジオで聞く仕組みです。もともとFMの電波(周波数変調)はAMの電波(振幅変調)に比べ、高音質に適していますので、その特徴をうまく使っていると思います。
ただ、マイクで声を拾うために、話し手にマイクを持ってもらう(近づける)必要があります。ということは複数の方と、同時に会話する時には不向きのようです。複数の話し手の中央にマイクを置く方法で、対応可能とされていますが、充分音を拾えないと懸念されます。皆で歌を歌う時に、1本のマイクで拾ったら、誰の声も充分に入っていないのと同じで、音の強さは距離の二乗に反比例をして小さくなっていく為仕方ありません。

しかし、講演会や教室での授業など、話し手が一人の場合は、絶えず安定した音質と音量で聞く事ができ、非常に期待が持てると思います。

普通の補聴器は、耳元に届いた音を、大きく増幅して耳で聞かせるため、四方八方どこから来た音でも、耳元に届いた音なら同じ音とします、しかしFM補聴器はマイクで拾った音だけを聞かせるため(マイクに増幅作用は無い)、音を拾う守備範囲が異なっています。
両方を上手く使いこなせは、聞こえを取り戻す良い手段になると思います。

研修会終了後は、短時間ではありましたが、通常の例会のように皆さんの今月一ヶ月の出来事をお聞きし、終了となりました。
新しいお二人の参加も頂け、実りのある研修会となりました。

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2008年8月例会レポート

200808238月23日(土)、午後1時30分~4時30分まで、障害者交流プラザ2Fで本会の例会が行われました。

最近の例会では、先ず最初に「近況報告」と致しまして、会員の皆さんの一ヶ月間にあった出来事を、一人ずつお話を頂いています。
時間の長短はありますが、それぞれに最近の出来事をお話頂け、非常に興味深く、楽しみに聞いています。
毎日超多忙で、昨日も会議を4箇所でこなした話や、難聴者を対象としたがん検診を受けてきた話、東京まで難聴関係の研修に行かれた方、徳島市の要約筆記者養成講座実現に向けて奔走された方、娘と喧嘩をして、憂鬱な日々を送っていたおじさん、中には交通事故を起こしてしまって、ちょっとへこんでる方・・・・等々。

一ヶ月会わなければ、結構皆さん色々な出来事が起こっているみたいで、来月の例会が楽しみですね。(会員の皆さんは、来月の「近況報告」の用意をしておいてくださいね)

また、興味深い事を発見しました。「近況報告」を発表される時、手帳を見ながら、律儀に時系列で発表される方、行き当たりばったりで、日時を前後しながら印象的な事柄から発表される方・・・・、性格判断みたいですね。どちらの方が良いのかは、次回の例会で、ご判断下さい。

今回は、新しいゲストの方が、2名ご出席くださいました。徳島市議会議員 岸本かずよ氏と徳島市身体障害者連合会会長林 徳太郎氏のお二人です。
岸本氏は、身体障害者福祉やホランティア関係の活動にご功績があり、今後私達の活動にもご協力を頂けます。皆様もご存知と思いますが、市内の大きな病院では、ブルーのエプロンを付けた、病院ホランティアの皆さんが活躍をされ、私たちも安心して病院へ行くことが出来るようになりました、この病院ホランティア導入も、岸本かずよ氏の功績のひとつです。
今回私達が行う、徳島市の要約筆記者養成講座にもご協力を頂けます。また、例会閉会後に、補聴器の差額請求の事を熱心に聞かれており、関心を示していただけました。今後の本会の活動の柱となる補聴器差額請求の改善にも、ご協力頂けるものと思っています。

徳島市身体障害者連合会会長 林氏とは、二十数年前にホランティア活動をしていた頃に大変お世話になった方で、久しぶりにお目にかかることができ、嬉しく思っています。現在は、徳島市だけではなく、徳島県身体障害者連合会の副会長もされております。
この度行われます要約筆記者養成講座にもご協力を頂け、講師としてご指導も頂ける事になりました。また、徳島県の難聴者を取り巻く環境改善のためにもご尽力を頂け、本会へのご指導も頂けるものと思っています。

次の議題と致しまして、徳島市の要約筆記者養成講座について、議論が行われました。
徳島市社会福祉協議会の方で製作を頂きました、講座募集の案内チラシの紹介をして頂き、会員の皆さんから色々な意見があり、より良い物へと再度検討が行われることに成りました。

今回の要約筆記者養成講座は、徳島市が行う事業と言ったような他人事として捉えるのではなく、自分達の手で作り上げ、徳島県のモデルとなるように、関係者が協力をしあい一致団結して成功をさせようと確認しあいました。
徳島市、難聴当事者、本会、市内要約筆記サークル、身体障害者連合会、県議会議員、市議会議員と錚々たるメンバーで要約筆記者養成講座を行おうと考えていますので、皆様方も是非、ご協力をよろしくお願いいたします。

今回の例会には、会員の長尾県議会議員、岸本市議会議員とお二人の議員の方の出席があったと言う事で、会員の皆さんが日頃困っていることや、改善をして欲しい所などを聞いて頂く時間を作りました。
お願い事の陳情ではなく、難聴当事者の皆さんから、日頃思っている事をお話頂き、それをお二人には聞いて頂き、今後の活動のヒントや切り口にして頂きたいと思っています。

会員さんからは、補聴器の差額請求の簡素化を以前県庁に陳情に行ったが、改善されるどころか、更に悪化したような感じがするので、この問題を更に取り上げて欲しい。
また別の会員さんからは、人工内耳や補聴器の電池が高額で、他県では補助が出ている所もあるらしいが、本県もお願いをしたいと言う要望もあり、それを受けて長尾氏からは、早速各県の実態を調査して他県とのバランスを考えながら取り組みたいとお話がありました。
お二人とも難聴者の皆さんの意見に耳を傾けて頂き、本当に感謝を致しております。今後ともご協力をよろしくお願いいたします。

本会は当初、遊びの要素も含めて、楽しい会にしていきましょうという事もあり、難しい話の次の例会は、レク中心で!と隔月で行う予定でしたが、最近4回位は立て続けに「難しい話例会」となっています。(それだけ議論の内容があると言う事で、ある面素晴らしいことですが!)

そこで、今回は例会終了後に、ビアガーデンで一杯!を予定していました。天候の事もあり、居酒屋さんに変更となりましたが、予定通り午後6時より「例会パート2」が行われました。

参加者12名、それはそれは日頃できない様なお話や、日頃見えないような行動が随所で繰り広げられ・・・・!人には言えないあんな事こんな事!

「例会パート2」の裏報告は、本会専門スタッフ裏の報告者より、近日中に報告頂けると思いますのでお楽しみに!!

真面目な8月例会報告は、いつも真面目なFeでした!

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