【地域生活支援事業】
7月8日に行われました講義に参加をしたナシの会会員の方から感想が寄せられました。
(今後、講座が終了する毎に感想を掲載予定です。)
7月8日阿波市の要約筆記者養成講座に行ってきました。
小雨降る梅雨空でしたが、約6名の熱心な受講生が参加されていました。
開講式には、社協の課長さん、市議の方の出席もあり、
広すぎる会場に机を5卓並べた程度ですが、最初ということもあって、
緊張の内に基礎課程の講義が進められていきました。
担当をしている要約筆記グループの講義の後、ナシの会会員お2人による体験発表は感動ものでした。
要約筆記者は聴覚障害者が育てるものです。ぜひ皆さんも参加して、準備や片付けを共にしたり、これからお世話になる受講生の皆さんと交流されてはいかがでしょうか。
7月12日、要約筆記者養成講座に行って来ました。
ナシの会メンバーの2人が講師として受講生に話をされました。
お話の内容は、難聴者の情報保障や法的な事、障害者の裁判をテーマとしたドラマを引用した話など、深い内容となっていました。
また、難聴者としての体験談や難聴になった経緯などプライベートな事もお話を頂けました。
ナシの会会員をはじめ色々な難聴者の方と、傷のなめ合いをするのではなく、前向きに頑張る人とコミュニケーションを取り合い、難聴である事を受容して頑張ってきたお話も聞く事ができました。
最後には、例の!!かぶり物も登場!!受講生一同・・・、これ以上は書けません(笑)
7月12日講座風景
7月18日の養成講座に行ってきました。
ナシの会が誇るFe会長とオレンジナースさんの話しということで、これは是非行かなきゃと思い、話しを聞いてきました。
ナースさんの話しは9時30分から、「難聴者活動の歴史」や「要約筆記者と難聴者のあり方」などの話しがありました。
過去、難聴者達が苦労しながら、福祉の向上や交流を進めてきた歴史の話には、原稿にアドリブも交え、資料も加えて、真面目に話してたので、受講生の皆さんも真剣な表情で聞き入っている様子でした。
それにしても、ナースさんは、こうして養成講座の受講生の前で話すことにも慣れたものです。
緊張一つしていないようで、汗だくのntさんとは大違い!
続いてのFe会長の話は、要約筆記者の心構えや、ナシの会の活動の話が中心でした。
「アメリカ人の障害者の権利」について日本人との考え方の違いや「耳マーク普及活動」を始め今までナシの会で行ってきた活動の話をパソコンでプロジェクターに映して説明したり、マジック?まで披露していました。
時折、ジョークも混ぜながら、流暢にすべてアドリブで話される会長はさすがでした。
受講生の皆さんもウケつつ、話を聞き逃すまいと一生懸命聞いていました。
ナースさん、会長の話は何度聞いても、心が動かされるような話です。僕も勉強になりました。
受講生の皆さん、会長の話の中で出てきた千利休の言葉、「その道に入らんと思う心こそわが身ながらの師匠なりけり」の精神で最後まで頑張って下さいね。
そして、我々難聴者の良き理解者としてこれからもよろしくお願いします。
ちょうどその日は、ナシの会の定例会と重なっていたので、午前中で失礼しました。
養成講座の講義講習担当グループの皆さんには、ナシの会の定例会でもお世話になり本当に感謝感謝です。お世話になりました。
7月18日講座風景
7月26日の講座内容
第5回も受講生の欠席者はなく、熱心なまなざしを受けながらの講義が進みました。
ちょうど講座の なか日にあたる本日の内容は「要約筆記技術」の最も重要な部分です。
午前は「要約筆記の表記」「読みやすい筆記」、午後は「話しことばの要約」の講義、実習を行いました。
最後は 習ったことを頭において、読み上げ文を聞きながらシートに書く練習です。
各人が書いたものを映し出して、添削なるものをしていきます。
丁寧な字、適切な行間、文章の省き方、まとめ方など、書くごとに確実な技術の向上がみられ、教える側としては嬉しいものがあります。この調子でどんどん上達していってほしいです。この上達ぶりをナシの会の皆さんも、ぜひ見に来てください。
次回講座は29日(水)9:30~12:30 「聴覚障害者の福祉」と「ノートテイクの方法」です。
8月2日の防災訓練には現場実習として、受講生も参加させてもらうことに決まりました。
29日の「ノートテイクの方法」は2日の防災訓練に向けての練習です。
みなさん、次回はぜひ参加してください。ご指導よろしくお願いします。
7月26日講座風景
7月29日の講座内容
今回は机の配置を、教室形式から半円形へと変更されていて、とても良い雰囲気の中で講座が進められました。
参加されている受講生の皆さんは、本当に熱心で素晴らしいと思います。テキストや資料に書かれている事以外でも、講師の方の話された内容もノートに取り、全てを吸収しようとする意気込みが伝わってきました。
講義の内容も、カードを使ったりクイズ形式にしたりと、色々と配慮がされていて、受講生も楽しみながら講義を受ける事が出来ていたと思います。
本日は要約筆記の真骨頂!ノートテイクで講師の話がスクリーンに映し出されていました。受講生の皆さんも、2日に行われる実習(応神町防災訓練)には、ノートテイクでの情報保障が行われるの、とても参考になった事と思います。
それにしても流石ベテラン要約筆記者の要約は、上手なそぎ落としと的を得た要約でいつ見ても感心をさせられます。
受講生の皆さんも、難聴者の皆さんの為にも頑張って素敵な要約筆記者になってもらいたいと思います。
その他、2日の事務連絡等も行われていました。
皆さんあと少しです!ぜひ頑張ってください!!
7月29日講座風景
8月2日の現場実習
今回は室内を飛び出し、現場での直接的な実習が行われました。
応神町で行われた防災訓練に、ナシの会が参加しましたので、その時の要約筆記を実習に取り入れて頂き、皆さん一生懸命書いていただきました。
実際に要約筆記を行うと難しかったとのご意見も伺いましたが、後で難聴者の方に様子をお伺いすると、中には非常に上手に要約筆記をされる方もいて、本当に嬉しく思うとの感想を頂きました。
皆さん真面目に講座と取り組まれた結果出たのではないかと思っています。後一回となりましたが、頑張ってくださいね。
8月9日 講座内容
本日で要約筆記養成講座を全ての内容が終了しました。
講義の最後では、「模擬大会」が行われ、「第18回ほしぞら海の日のつどい」が本番さながらに進行する中、受講生の皆様は真剣に要約筆記に取り組まれました。
全ての内容を受講した皆さんに、「受講修了証」が手渡され、7月8日から行われた養成講座が終了しました。
その後、関係者の皆さんと懇親会が行われ、難聴者当事者から要約筆記の大切さや、要約筆記者の存在意義についても話があり、有意義な時間を持つ事が出来ました。
受講生の皆さんの間から、今後の活動の相談や打合せが行われており、新しい要約筆記グループの誕生と活躍が期待されました。皆さん、本当にお疲れ様でした。
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