小松島市要約筆記者養成講座が終了

小松島市要約筆記者養成講座が終了
新しく4名の要約筆記者が誕生しました!
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(修了証書を手にした受講生の皆さん。
左から、卯月ケイ子さん、前川和子さん、西川裕子さん、片岡由夏里さん)
第一期生誕生
 平成21年9月11日(金)から、小松島市で要約筆記者を養成する講座(基礎過程)が開催され、10月23日(金)、全過程を修了した4名の皆さんに、小松島市介護福祉課の芳賀さんより修了証書が手渡されました。
受講生の皆さんは、特定非営利活動法人文字情報支援ひこばえのメンバーが中心となり講師陣を勤める32時間の講習を終了し、今後要約筆記者として、難聴者の支援に期待がよせられています。

県内では難聴者への情報保障で要約筆記者の必要性が強く認識されはじめ、徳島市、阿波市等でも養成講座が開講されました。

小松島市での開講は、市単独で行う養成講座としては始めての開講で、今回修了された皆様は、小松島市要約筆記者養成講座としては、第一期の修了生となりました。

今回の養成講座には、当初7名の参加申し込みがあり始まりましたが、受講日が長期に渡るため日程の都合がつかなくなったり、仕事の関係でどうしても参加できなくなったりと、途中で断念を余儀なくされた方々もおいでになりました。

閉講式には、難聴者の皆さんも参加をして頂け、新しい要約筆記者への期待や要約筆記者のあり方等のお話がなされました。

今後修了生の皆様には、地元を中心に活動を続けられ、要約筆記の技術の向上と、難聴者との交流に期待したいと思います。

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20091023_2最後に閉講式参加の皆さんで記念撮影をしました。
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2009年10月例会レポート

10月17日(土)ナシの会10月定例会が、障害者交流プラザ2F会議室で行われました。
時間は午後1時30分~4時30分でした。

今回の定例会は、現在小松島市で行われています要約筆記者養成講座の受講生の4名の皆様が、現場実習と言うことで参加をして頂けました。

通常の例会とは少し内容を変更して、今後私達と一緒に活躍して頂けるであろう受講生の皆様を中心とした内容で行われました。

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本日のプログラムを掲載します。

本日の実習内容

13時30分
小松島市要請講座受講生、自己紹介

13時40分    実習 その1
「○○さんて、こんな人」
難聴者3名と、受講生1名が一組になって、3名のプロフィールを聞き、後で発表してもらう。
(名前、今月の出来事、趣味のこと、家族のこと、仕事のこと、難聴で困ったこと、要約筆記者に望むことなど。)

14時10分    実習 その2
「飛び出せ、インタビュー!」
難聴者3名と、受講生1名が一組になって、各サークル、団体に難聴者がインタビューする。相手の返事を要約筆記して難聴者に伝える。後で各班発表(発表は班長)
インタビューを受けてくれる方々
○ ひこばえ
○ 親の会
○ 視聴覚障害者支援センター事務室(会議室隣の事務室)
○徳島県聴覚障害者福祉協会(2F東奥)

仕事内容、活動内容、今後の計画等何でも構いません。

14時45分    実習 その3
「責任重大、事務連絡!」
ひこばえさんの情報保障を一時中断。
大西が、皆さんに連絡事項を発表します、それを受講生が要約筆記して、難聴者にお知らせをする。

15時00分    実習 その4
「徳島市障害福祉課からの補聴器に関する話の聞き取り実習」

質疑応答を含めて、1時間程度の話を、各自で要約筆記の練習をする。まとめた物をひこばえさんへ提出して、終了とする。

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受講生を迎えての感想は、皆様本当に一生懸命要約筆記の勉強をされて、真摯な取り組みの姿勢に、素晴らしいものを感じました。
まだまだいつもお世話になっている「ひこばえ」さんには技術の面では敵いませんが、気持ちの面では決して引けをとらない雰囲気がひしひしと伝わってきました。
今後のご活躍に大いなる期待をよせています。

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徳島市障害福祉課のお話をお伺いしました。

3時からは、本会の会員でもあります岸本徳島市議のご配慮で、徳島市障害福祉課からお二人の方が参加頂け、福祉の補聴器や差額を支払う事により高級な補聴器を入手する事ができる制度について、詳しく明快な説明がありました。

今まで、会員間でその事について幾度となく話がでましたが、憶測の域を出なかった事が、本当にすっきりと理解する事ができました。

お二人には、休日にも関わりませずお越し頂き、心からお礼を申し上げます。

その後、来月の行われます香川県の難聴者協会との交流会の説明があり、本日の感想を皆様からお聞きをし、閉会となりました。

今月、来月に渡り、行事が続いています。HPのトップページ「会員の皆様へ連絡」よりご確認頂き、多くの会員の参加をお待ちしています。

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ホテル・旅館への要望

快適に過ごす為
安全に過ごす為

ナシの会の皆さんで、「ホテルや旅館に宿泊した時、困った事や改善して欲しい事」をテーマに話し合いました。

皆さんから出てきた意見を簡単にまとめてみました。

 通常の場合、不便を感じながらもどうにか対応をしているが、緊急事態が発生した時不安であるというご意見が多数出てきました。

 引き続き皆さんから、「ホテル・旅館への改善点、要望」を受付けていますので、ご意見をお寄せ下さい。

 まで

◎ 聞こえない家族とホテルに宿泊した時、その家族だけを部屋に残して外出して、帰ってきた時(キーを持って外出しなかった場合)、ドアを開けて欲しくノックをしても、聞こえないので開 けてもらえない。
難聴者が泊まる部屋には、ドアホンとフラッシュランプをセットで貸し出して欲しい。

◎ 難聴者は一人でホテル・旅館に泊まると、部屋に入れば外部とは完全にシャットアウトされ、フロント等と電話での連絡もとれず本当につらく心細い限りです。最初に難聴者である旨を 伝え、その時に食事時間等の連絡事項をメモ書きにして伝えて欲しいと思います。フロント との連絡方法は、便利な電話は聞こえないので、緊急時は携帯メールでお知らせをお願い します。

◎ 電話の聴けない私達は、部屋に設置の電話では、一方通行で意味がありません。そこで、病院のナースコールのように、非常時部屋のボタンを押せば、フロントで部屋番号が分かるようにして、部屋に駆けつけてくれる装置を設置して欲しいと思います。できれば、風呂・トイレ 等でも使用可能にして欲しいと思います。

◎ 難聴者対応の補助機器の貸し出し(振動式呼び出し装置・フラッシュランプ等)、ホテル従 業員の、難聴者対応研修の実施、耳マークの設置。

◎ モーニングコールは補聴器を外して寝ているので、聞こえません。この対策を希望します。

◎ 難聴者には声や音が聞こえない為、光で知らせてくれるフラッシュライトを設置して欲しい。 難聴者でも安心して泊まれるホテル・旅館になるように考えて欲しいと思います。
宿泊料金も知りたいし、気持ちよく筆談に対応してくれると嬉しいです。

◎ 私がいつも一人のときにドキドキするのは、ノックや電話が鳴っても分からない事です。連絡 はどうにかできる方法が欲しいです、例えば「今からお伺いします」とFAXがフロントから入ると か 、携帯にメールをくれるとか。携帯を持っていない人には館内貸し出し用の携帯を用意し てくれるとか。ノックが聞こえないので、それに代わるフラッシュライト等があればと思います。災 害時なども心配です。みんなが何を言っているのか分からないので、ウロウロしなければなり ません。

◎ 皆さんは、見たいTV番組がホテルに宿泊して見られないときにがっかりしたことはありませんか?どこのホテルに行ってもデジタルでありながら、字幕が出てきません。
滋賀草津のホテルでは、直ぐに対応してくれドラマを楽しむことができました。支配人さんから は、勉強になりましたと感謝されました。

新神戸のホテルでは、当日は対応できませんでしたが、次回よりしますとの返事をいただき ました。
今度宿泊予定の東京のホテルでは出来ませんとそっけない返事でした。仕方がないので、 ボリュームを大きくして隣近辺の部屋に迷惑をかけながらドラマを見る予定です。(笑)
TVのリース会社が、ホテル仕様に設定してあるためにリモコンの字幕ボタンを押しても字幕が 出てこない状態になっているそうです。このことを何とか改善して欲しいです。

◎ 聴こえの不十分な人、ホテルに慣れていない人に対して、共通のマニュアルがあれば便利だ と思います。以下の事を書面で渡す。
・ 室内灯の消し方
・ 室内電話の受話器を取ったら、ホテルの人が駆けつける
・ 食事関係のこと
・ 交通案内
・ テレビの字幕放送の取扱方
以上のマニュアルを作り、従業員の研修も行えば、難聴者も快適に過ごせると思う。

◎ ホワイトボードを室内に設置。メールやファックスで食事の時間等を知らせてくれる。料理も楽しみのひとつなので、メニュー内容を書いておいて知らせて欲しい。

◎ 難聴者も客である事を従業員にも徹底して指導して欲しい。耳マークに関しては、全ての従業員が理解して対応できるようにして欲しい。難聴の度合いによって、決め細やかな対応ができるように、事前の研修やマニュアルを作って欲しい。緊急時には赤色回転灯を点滅し て、マスターキーで入室し、避難事項を記入した連絡表を見せて、適切に誘導して欲しい。

◎ 一般的な連絡方法として、フラッシュランプや赤色回転灯の設置。熟睡時の緊急連絡方法としてギャッジベッド(電動で背もたれが上がるベッド)を導入して欲しい。両者の組み合 わせて、(フラッシュまたは赤色回転+背もたれ)緊急事態発生。(背もたれを上げる)フロ ントからの連絡がある・・・等難聴者に確実に連絡をつける事ができると思う。

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耳マークグッズ、充実!

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耳マークグッズが充実しました。

ナシの会では以前より耳マークの普及啓発を図ってきました。

この度新たに、A4サイズ掲示用の耳マークと、耳マークピアスを製作しました。
基本的に無料で配布をしていますので、必要な方がおいでましたら、下記のメールアドレスからお申し込み下さい。
(ただし、送料がかかる場合は、ご負担をお願い致します。
また、大量の場合は、材料費をいただく事があります。)

お申し込み時には、種類番号と名前を明記して下さい。

グッズ説明

1.耳マーク掲示用パネル(大) サイズA4

2.耳マーク受付用三角スタンド サイズA6

3.耳マーク受付用パネル サイズA6

4.耳マークカードA (ゆっくりはっきりとお話を伝えてください)

5.耳マークカードB(耳が不自由です)

6.耳マーク携帯ストラップ

7.耳マークピアス

1人の方がいいねを押してくれました。

2009年9月例会レポート

9月19日(土)ナシの会の定例会が行われました。今月は研修会を行う為、会場をいつもの会議室からひと回り大きな研修室1に変更して行いました。

研修内容は、補聴器メーカー(フォナック)さんにおこし頂き、FM補聴器の説明を中心に行われました。
補聴器に限らず、最近の商品は日進月歩でその性能が向上し、一昔前の物と比べると、雲泥の差があるものもあります。

今回紹介をして頂きましたFM補聴器も、随分と改良を加えられ、難聴者の聞こえを取り戻す道具として、有効な部分が沢山あったように思います。
例えば、両耳に補聴器を掛けた場合、片方の補聴器を調整(音量など)すれば、それに連動して、反対側の補聴器も自動で調整されたり、その機能を利用して、片側には音量だけのツマミ、もう片方には音質だけのツマミにすることができ、小型化ができるなど、随分と進化したものもあるようです。

また、マイクの指向性を変化さすことができ、音を拾う方向を変えることにより、話をしている人の声をより鮮明に、周りの雑音をより押させる事が出来るようになっている物もあるそうです。

参加した会員の皆さんにも実際に装着して頂き、FM補聴器の性能を実際に体験して頂きました。
とても良く聞こえた方もおいでになりましたし、あまり効果を感じられなかった方もいましたが、自分にあった補聴器をうまく使いこなすためのデータにはなったと思います。

FM補聴器は、簡単に表現すれば、放送局とラジオの構成で、マイクで拾った音をFM電波で飛ばし、耳に掛けたラジオで聞く仕組みです。もともとFMの電波(周波数変調)はAMの電波(振幅変調)に比べ、高音質に適していますので、その特徴をうまく使っていると思います。
ただ、マイクで声を拾うために、話し手にマイクを持ってもらう(近づける)必要があります。ということは複数の方と、同時に会話する時には不向きのようです。複数の話し手の中央にマイクを置く方法で、対応可能とされていますが、充分音を拾えないと懸念されます。皆で歌を歌う時に、1本のマイクで拾ったら、誰の声も充分に入っていないのと同じで、音の強さは距離の二乗に反比例をして小さくなっていく為仕方ありません。

しかし、講演会や教室での授業など、話し手が一人の場合は、絶えず安定した音質と音量で聞く事ができ、非常に期待が持てると思います。

普通の補聴器は、耳元に届いた音を、大きく増幅して耳で聞かせるため、四方八方どこから来た音でも、耳元に届いた音なら同じ音とします、しかしFM補聴器はマイクで拾った音だけを聞かせるため(マイクに増幅作用は無い)、音を拾う守備範囲が異なっています。
両方を上手く使いこなせは、聞こえを取り戻す良い手段になると思います。

研修会終了後は、短時間ではありましたが、通常の例会のように皆さんの今月一ヶ月の出来事をお聞きし、終了となりました。
新しいお二人の参加も頂け、実りのある研修会となりました。  

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懇親会が行われました!

8月恒例になりましたビア交流会ですが、今回は、日頃お世話になっている要約筆記の皆さんへ感謝を込めてということで、懇親会も含めて行いました。

8月定例会が終了後、18時より始まり、お酒や料理もすすみ、程なくして出し物がスタート。
まず始めに、テレビ番組でやってるサイコロトークのノリで、ジャンケンで負けた人がプライベートトークをするゲームを行いました。18人も居るので、まさか負けまいと思っていたら、見事に最後に残ってしまって、yaさんと僕の二人が前に出てサイコロトークをする羽目になってしまいました。振って出た題目が二人とも、「自慢話」だったのですが、yaさんはさりげなく昔、代表に選ばれたそんな自慢をしてサッと終わったのですが、僕はというと、そんな自慢出来ることなんてありゃしませんし、しばし沈黙の後・・・何の話しだっけ(笑)

次に行われた、yaさんのマジックはさすがです。僕がみたのは、昨年のレクの時以来だったのですが、あの時もホントに良く出来ていたのですが、マジックのレパートリーがまた多いこと!多いこと!マジシャンもビックリの・・・。次々に繰り出されるマジックに感嘆の声があちこちから漏れていました。あの、飲み物をスカーフ?の中に入れて消えるマジックのネタを教えて欲しいなァ~。それぐらいうまく出来てましたね。

そして、いよいよ3番目は僕の番。これについては後で話します。

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最後のトリは、要約筆記者のメンバーの方のギター演奏でした。ギターで神田川を弾いていてカッコイイなァ~と思って見ていました。ちょうどよくシメることが出来て良かったですよ。

仲間と一緒に楽しく飲んで騒いでってホントにいい夜でした。いろんな飲み会に参加したことがありますが、大抵は筆記をお互いがしたり、手話でコミュニケーションを取ったりなどです。それに、普通の飲み会とかって、2時間程度飲んでお喋りしてって感じやけど、今回は、芸達者な人が多くって、アッという間でしたもの。そんな中で、要約筆記者の皆さんには、あんな簡易スクリーンを作り出し、プロジェクターにパソコンまで用意して頂き、すごい充実したビア交流会でした。まだ、例会は続いていたんかなァ~と思ったぐらいです。今何をやっているのか、どんなことを話しているのかがよく分かりました。
感謝の懇親会・・・にもかかわらず、本当にありがとうです。

ちなみに僕が三番目に行った出し物は、今回は懇親会ということで、要約筆記の皆さんお世話になってます。もっと仲良くなろうゲームということで行いました。
「いつもお世話になってます、もっとお互いを良く知ろう!ナシの会+要約筆記の皆さんで王様ゲェェェ~ム(笑)」。

※ゲームの内容
それぞれが番号順に引いていき、当たった番号の人がそれぞれの紙に書かれてある要求に応えるというものです。
①○番が○番に・・・変な顔を要求する!
(これは、阿部の時の研修でも行ったのですが、結構好評で、みんなカメラが好きなので、とっておきの変顔をしちゃって、ハイポーズ!をしてくれます。)
②○番と○番が恒例の・・・かぶりものをする!
(これは外せないでしょう!ナシの会恒例です!いつの間にやら、ナシの会といえば、これ!というように、恒例になっているようです。)
③○番と○番が・・・フリーハグする!
(欧米では流行中のフリーハグです!恥ずかしがらずにハグしてね!だけど、家に帰ったら内緒ね!
いや~やっぱり王様ゲームと言えば、少しこんなこともあっていいかなと思って、こんな企画も考えてみました。)
④○番と○番が・・・阿波踊りをする!
(お盆は終わりましたが、エライやっちゃエライやっちゃヨイヨイヨイヨイ!ということで、やはり徳島県人、踊るでしょう!)
⑤○番or○番が・・・モノマネをする!
(歌手でも動物でもサルでもウマでもなんでもOKです!)
⑥○番or○番の・・・目の前にある飲み物を一杯飲んでもらう!
(とりあえず、ゴクゴクッと!イッキコールはナシよ!無事クリア出来たら拍手が待ってるよ!パチパチパチ☆)
⑦○番が○番に・・・クイズを答えてもらう!
(プライベートクイズでも年齢当てでも、三択でも何でも可!さあ、書いて書いて!)
⑧○番と○番が・・・五木ひろしになる!
(はい、目を細めて、コブしをグッと込めて、愛しき人よォ~♪健やかに~♪←契り)
⑨○番が○番に・・・ご馳走を「はい!あ~ん」する!
(日頃の感謝を込めてフーフーしたげて、「はい!あ~ん!」

このゲームの感想ですが・・・自分でやっておきながら実はほとんど覚えておらず・途中から記憶が飛んでいるのです。

滅多にあそこまでは酔わないのですが、熱燗が効いたのか、すごく酔っていたようで。「はい!あ~ん」された時にすごく辛かったことだけしか残っていないのです。どういうわけか・・・(笑)

みんな、阿波踊り踊ってくれたんですかね?
五木ひろしのモノマネしてくれたんですかね?

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二次会のあと、なんとか汽車に乗ったのも覚えておりますが・・・よく帰れたなァ~。ちょっと反省しています。

「お酒が入りすぎて、この飲み会の間のことをちょっとよく覚えてはいないのですが、面白エピソードなど覚えている方がいらっしゃったら、掲示板ででも、披露してもらいましょう・・・」なんか昨年のビア交流会レポートでも同じことを書いてたけど、今年も全く同じ心境です(笑)

要約筆記の皆さんにも迷惑掛けませんでしたかね?

自分が企画したレクやのに、本当に申し訳ないです。

というわけで改めて・・・
「要約筆記の皆さんいつもありがとう!」

完  (nt記)

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そして奴は帰って行った!!
忘年会に再び現れる事を期待して・・・。
(Fe)

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ナシの会 防災訓練に参加!

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平成21年8月2日、午前8時30分~10時45分、応神小学校をメイン会場に、徳島市民総合防災訓練(応神地区)が行われました。

その訓練にナシの会も見学参加を行い、耳マークの啓発や耳マーク提示用カードの配布を行ってきました。

今回は積極的な難聴者の訓練参加は見送られましたが、それでもところどころ参加もさせて頂き、有意義な訓練になったと思います。

会場では、大きな五つのグループに別れ訓練が行われていました。  

○ 避難所グループ
避難者の年齢、性別等が書かれたカードを利用して、避難者の振り分けや資機材の配置を行う訓練をしました。

○ 資機材取扱グループ
ロープワークや消火器の訓練、簡易トイレの組み立てなどが行われました。ナシの会のメンバーも参加させて頂きました。

○ 救出・搬送グループ
倒壊家屋の下敷きになった住民の救出にあたり、救出後毛布や物干し竿利用して簡易担架を作成、搬送する訓練をしました。

○ 応急処置グループ
医師や看護師のもとトリアージ(負傷者の搬送順位付け)を行い、状況に応じて心配蘇生法、骨折箇所の固定法、出血の応急手当等の訓練を行いました。

○ 炊き出しグループ
5年間保存可能な「五目ご飯」を使用して、炊き出しの訓練を行いました。出来上がった五目ご飯は訓練参加者全員に、乾パンの缶詰と一緒に配布されました。

実際に災害が起こった時には、難聴者への情報が伝わり難い状況が予想されます。今回は、参加者全員が耳マークのゼッケンを付けて参加をしましたので、「被災者の中には難聴者も含まれている」と言うアピールができたと思います。

他の地域の役員さんからは、
「難聴者が訓練に参加をしているのを初めて見ました。とても大切な事です、自分の地域で訓練を行う時には、ぜひ一緒に訓練出来る様検討したい」と話されていました。

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今後も機会あるごとにアピール活動を続けて行きたいと思います。
防災訓練参加の為、ご協力を頂きました全ての関係者の皆様へ感謝を申し上げます。

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第23回 要約筆記者に思う

妻と2人で海外へ旅行してきました。海外と言うには余りにも近い国、韓国への旅行です。考えてみれば二人きりで旅行に出かけるのは、遙か昔の新婚旅行以来のような気がします。

当時はまだ妻も聞こえには問題が無く、特に不自由な事はありませんでしたが、今回の2人の旅行は、難聴者同伴と言えば良いのか、素人要約筆記者同伴の旅行と表現すれば良いのか、当時の状況とは少し違った内容の二人旅となりました。

どうせ外国で、言葉は通じないのだから、聞こえる聞こえないは差ほど大きな問題ではないだろうと私は考えていました。

韓国に着き、日本語の上手なガイドさんが同行してくれるので、私は特に大きな不安も無く旅行が出来るのだろうと感じていました。妻も私が一緒にいるので、特に大きな不安を感じてはいなかったと思います。

 しかし、その後二人に大きな異変が起きる事となったのです。(ジャ、ジャ、ジャ、ジャァ~ン・・・火曜サスペンスドラマ風)

 終日ガイドさんが同行をしてくれ、名所旧跡、有名観光地、韓流ブームとなった映画やドラマの撮影現場、ナイトクルージング、更に念の入れようとも思える、人気ドラマのロケに使われたホテルでの宿泊・・・・、初めての韓国旅行にしては盛り沢山の内容でした。

 その行程を進む中で、何度となく「今何言ったん?」と聞こえなかった事への質問があります。これはもちろん当然の事で、日ごろの日常生活の中でも良くある事なので問題はありません。

 筆談器を駆使して、下手な要約筆記で対応します。「そうなの、分かった分かった」特に問題もなく、次へと時間が流れていきます。

 もともと仕事の関係もあり、私達は長時間会話をする事はありません。本当に今回の旅行で24時間ずっと一緒にいた事は、新婚一週間以来の珍事です。

珍事には発見があるのですねぇ~。

「今何言ったん?」攻撃に法則があることを発見したのです。「今の事は聞き返して来るだろうなぁ~」と思って、何て要約しようか?と考えていても、聞き返してこない!・・・・なんで?・・あっつ!聞き返してきた!・・・・。

 大発見、「ちょっと聞こえて、大事そうな所」だけ聞き返してきて、「大事だけど聞こえていない所」は聞き返してこない事を知りました。
 聞こえていないのだから、聞き返してこれないのは当然と言えば当然ですが。

 私は今までに二十数回中国へ行っています。最初はもちろん全然中国語が分からず、苦労しました。中国人は人懐っこい性格の人が多く、次から次へと話かけてくれます。全く分からない中国語で言われてもなすすべがありません。・・・・ただ笑っているだけです。

 うなずいて笑ったら、益々話をしてくれます。空しく苦しい思いだけが残りました。
そこで一念発起、中国語の勉強に取り組み、その後は段々と状況好転(超来超好)、会話ができるようになり、楽しい旅行を送れるようになりました。

 しかし、難聴者の方は一念発起しても聞こえるようにはなりません。どんだけ頑張ってみても聞こえるようにはならないのです。

誰が難聴者の聞こえをカバーしてくれるのでしょうか、妻の聞こえをカバーしてくれるのでしょうか、それもグレードの高いカバーを!

難聴者の方は、思い込みの理解及び推測の理解が非常に多いと思います。「一を聞いて十を知る」という言葉がありますが、難聴者は「一を聞いて十を推測」と言った感じがします。

「何も言わなくってもあなたの言いたい事は解る」「以心伝心」「俺の目を見ろ何も言うな!」・・恋愛機関の戯言です!!(笑)

現実の難聴者の方の憶測は正解率50%位のような気もします。(もちろん難聴の程度によりますが)

そこで、難聴者の皆さんに正しい情報を伝える役割として、要約筆記者の方々がいます。今後彼ら(彼女ら)に期待される部分は、非常に大きなウエイトを占めているように思います。また、そうでなければ難聴者に優しい社会が来ないと考えます。

 要約筆記者の皆さんは、自分が聞こえた内容を要約して情報保障してくれます。これは当然の事です。

 しかし、その要約をした内容を見る難聴者の見方に、差異があることを発見したのです。
ちょうど私が、中国語で質問をした時、中国人が私の勉強した通りの答えを返してくれたら聞き取れるのに、違うパターンで返事を返されると分かりづらいのと同じです。

 難聴者が、十分聞き取れなかった部分を要約筆記して頂き、見て理解するのと、全く聞き取れなかったのを要約筆記者が要約した物をみるのでは、理解するスピードに大きな差異が生まれてくると思うのです。
時にはスクロールの為、理解しないうちに終わってしまう事も無いとは限りません。

 難聴者は一人ひとりみんな聞こえに差異があり、同じ事例でも要約(表現)の方法により、理解するスピードと情報量が違います。
 そして難聴者と要約筆記者がお互いに理解し合えた時には、文字を超えた要約のツールが存在する事をぜひ理解して頂きたいと思います。

「今回の旅行で、スーパー要約筆記を見に付けました」と掲示板に書き込みしましたが、よくよく考えてみればお互いの表現パターンの理解だったのでしょうか・・・?

「ひと」と書けば、「人がいっぱいね」・・・、「り」と書けば「料理が美味しい」・・・、「にし」と書けば「西の夕焼けが綺麗ね」・・・、「て」と書けば「手をつないで」!!

 これが、お互いの理解が出来たスーパー要約筆記でした。
やはりお互いに理解する事が、最も大切な事だと感じさせられた旅でした。

んっ?・・・・「ひと」 「り」 「にし」 「て」・・・・・そんなあほなぁ(泣)   Fe

 

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2009年7月例会レポート

7月18日(土)午後1時30分より、徳島県身体障害者交流プラザ2F会議室において、徳島県難聴者と支援者の会6月定例会が行われました。

 今回の定例会で承認事項がひとつ!今までは月に一度の集まりを「例会」と呼んでいましたが、会員の方より「毎月定期的に例会を行っているのだから、定例会とした方が良いのでは?」とのご意見を頂き、皆さんにお計りをしたところ、全員の賛同を頂けましたので、今後は「定例会」と表現させていただきます。

ナシの会定例会のスタートは、お約束の「一ヶ月の出来事」です。皆さん順番に前回の定例会から本日までにあった、印象に残っている事をお話頂きます。
この一ヶ月間には、ナシの会一泊研修がありましたので、参加して頂いた方は全員その話題となりました。

一ヶ月近く経ったにも関わらず、皆さんからは「本当に楽しかった」「ぜひもう一度行きたい」「あのゲームは良かった」「何でいつもナシの会はかぶり物?」 色々な報告がなされました。

ご参加頂けなかった皆さんからは、「聞こえが更に悪くなり、障害者手帳の等級が進んだ」「こうして皆さんにお会い出来るのがすごく楽しみ」「難聴者対応の便利グッズが、見切り発車で販売されていて、機能せず嫌な思いをした」「病院での対応がやはり不十分」など、色々なお話を伺うことが出来ました。

また、7月1日から受付申請が始まった「パーキングパーミット」も話題に上り、近くの市役所福祉課に申請に行ったが受け付けてもらえず、県庁や県民局、障害者相談支援センターなど限られた場所でなければ申請が出来ないため、もっと小回りの利く対応への改善要望もなされました。

(徳島県のパーキングパーミット関連)
http://www.pref.tokushima.jp/Generaladmin.nsf/topics/CA152C3B95AC0539492575D90022 89E7?opendocument

 参加者の半分以上が、一泊研修や神山の七夕祭り参加していない事もあり、PCを使って写真を中心とした報告が行われました。
ちょうど定例会の前(午前中)に、阿波市で行われている要約筆記者養成講座に、ナシの会の紹介や活動報告に行っており、その折に使用した内容を皆さんにもお見せをし、定例会でも報告させていただきました。

また、8月2日に応神町で行われます防災訓練にナシの会も参加をする事になり、その概要説明と参加者の呼びかけが行われました。

2日には、ナシの会関係者が総勢20名強で参加をする予定になっています。応神町の皆さんに、しっかり耳マークや難聴者の支援方法をアピールしてこようと思います。

来月の定例会(8月22日)の後に、会員の親睦を図る為ビアガーデンが予定されています。会員から「天候に左右されるので、どこかお店に変更した方が良いのでは?」とのご意見があり、その方向で計画をする事になりました。
ぜひ多くの皆さんのご参加をお待ちしています!

お酒あると言う事は・・・彼が来る!・・・彼がいると言う事は・・・かぶり物がある!! 
またこの夏も再現される、かぶラーntのオンステージ!
忘年会まで待てないエネルギッシュなステージをぜひ見に行きましょう!!  

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平成21年度 阿波市要約筆記奉仕員基礎課程養成講座

【地域生活支援事業】

200907127月8日に行われました講義に参加をしたナシの会会員の方から感想が寄せられました。
(今後、講座が終了する毎に感想を掲載予定です。)

7月8日阿波市の要約筆記者養成講座に行ってきました。
小雨降る梅雨空でしたが、約6名の熱心な受講生が参加されていました。
開講式には、社協の課長さん、市議の方の出席もあり、
広すぎる会場に机を5卓並べた程度ですが、最初ということもあって、
緊張の内に基礎課程の講義が進められていきました。

担当をしている要約筆記グループの講義の後、ナシの会会員お2人による体験発表は感動ものでした。

要約筆記者は聴覚障害者が育てるものです。ぜひ皆さんも参加して、準備や片付けを共にしたり、これからお世話になる受講生の皆さんと交流されてはいかがでしょうか。

7月12日、要約筆記者養成講座に行って来ました。
 ナシの会メンバーの2人が講師として受講生に話をされました。
お話の内容は、難聴者の情報保障や法的な事、障害者の裁判をテーマとしたドラマを引用した話など、深い内容となっていました。

 また、難聴者としての体験談や難聴になった経緯などプライベートな事もお話を頂けました。
 ナシの会会員をはじめ色々な難聴者の方と、傷のなめ合いをするのではなく、前向きに頑張る人とコミュニケーションを取り合い、難聴である事を受容して頑張ってきたお話も聞く事ができました。

 最後には、例の!!かぶり物も登場!!受講生一同・・・、これ以上は書けません(笑)  

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7月12日講座風景

7月18日の養成講座に行ってきました。

ナシの会が誇るFe会長とオレンジナースさんの話しということで、これは是非行かなきゃと思い、話しを聞いてきました。
ナースさんの話しは9時30分から、「難聴者活動の歴史」や「要約筆記者と難聴者のあり方」などの話しがありました。
過去、難聴者達が苦労しながら、福祉の向上や交流を進めてきた歴史の話には、原稿にアドリブも交え、資料も加えて、真面目に話してたので、受講生の皆さんも真剣な表情で聞き入っている様子でした。
それにしても、ナースさんは、こうして養成講座の受講生の前で話すことにも慣れたものです。
緊張一つしていないようで、汗だくのntさんとは大違い!

続いてのFe会長の話は、要約筆記者の心構えや、ナシの会の活動の話が中心でした。
「アメリカ人の障害者の権利」について日本人との考え方の違いや「耳マーク普及活動」を始め今までナシの会で行ってきた活動の話をパソコンでプロジェクターに映して説明したり、マジック?まで披露していました。
時折、ジョークも混ぜながら、流暢にすべてアドリブで話される会長はさすがでした。
受講生の皆さんもウケつつ、話を聞き逃すまいと一生懸命聞いていました。

ナースさん、会長の話は何度聞いても、心が動かされるような話です。僕も勉強になりました。

受講生の皆さん、会長の話の中で出てきた千利休の言葉、「その道に入らんと思う心こそわが身ながらの師匠なりけり」の精神で最後まで頑張って下さいね。
そして、我々難聴者の良き理解者としてこれからもよろしくお願いします。
ちょうどその日は、ナシの会の定例会と重なっていたので、午前中で失礼しました。

養成講座の講義講習担当グループの皆さんには、ナシの会の定例会でもお世話になり本当に感謝感謝です。お世話になりました。

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7月18日講座風景

7月26日の講座内容

第5回も受講生の欠席者はなく、熱心なまなざしを受けながらの講義が進みました。
ちょうど講座の なか日にあたる本日の内容は「要約筆記技術」の最も重要な部分です。
午前は「要約筆記の表記」「読みやすい筆記」、午後は「話しことばの要約」の講義、実習を行いました。

 最後は 習ったことを頭において、読み上げ文を聞きながらシートに書く練習です。
各人が書いたものを映し出して、添削なるものをしていきます。
丁寧な字、適切な行間、文章の省き方、まとめ方など、書くごとに確実な技術の向上がみられ、教える側としては嬉しいものがあります。この調子でどんどん上達していってほしいです。この上達ぶりをナシの会の皆さんも、ぜひ見に来てください。

次回講座は29日(水)9:30~12:30 「聴覚障害者の福祉」と「ノートテイクの方法」です。

8月2日の防災訓練には現場実習として、受講生も参加させてもらうことに決まりました。
29日の「ノートテイクの方法」は2日の防災訓練に向けての練習です。
みなさん、次回はぜひ参加してください。ご指導よろしくお願いします。

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7月26日講座風景

7月29日の講座内容

今回は机の配置を、教室形式から半円形へと変更されていて、とても良い雰囲気の中で講座が進められました。
参加されている受講生の皆さんは、本当に熱心で素晴らしいと思います。テキストや資料に書かれている事以外でも、講師の方の話された内容もノートに取り、全てを吸収しようとする意気込みが伝わってきました。

 講義の内容も、カードを使ったりクイズ形式にしたりと、色々と配慮がされていて、受講生も楽しみながら講義を受ける事が出来ていたと思います。

本日は要約筆記の真骨頂!ノートテイクで講師の話がスクリーンに映し出されていました。受講生の皆さんも、2日に行われる実習(応神町防災訓練)には、ノートテイクでの情報保障が行われるの、とても参考になった事と思います。

それにしても流石ベテラン要約筆記者の要約は、上手なそぎ落としと的を得た要約でいつ見ても感心をさせられます。

受講生の皆さんも、難聴者の皆さんの為にも頑張って素敵な要約筆記者になってもらいたいと思います。

その他、2日の事務連絡等も行われていました。

皆さんあと少しです!ぜひ頑張ってください!!

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7月29日講座風景

8月2日の現場実習

今回は室内を飛び出し、現場での直接的な実習が行われました。
応神町で行われた防災訓練に、ナシの会が参加しましたので、その時の要約筆記を実習に取り入れて頂き、皆さん一生懸命書いていただきました。

 実際に要約筆記を行うと難しかったとのご意見も伺いましたが、後で難聴者の方に様子をお伺いすると、中には非常に上手に要約筆記をされる方もいて、本当に嬉しく思うとの感想を頂きました。

 皆さん真面目に講座と取り組まれた結果出たのではないかと思っています。後一回となりましたが、頑張ってくださいね。

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8月9日 講座内容

本日で要約筆記養成講座を全ての内容が終了しました。
 講義の最後では、「模擬大会」が行われ、「第18回ほしぞら海の日のつどい」が本番さながらに進行する中、受講生の皆様は真剣に要約筆記に取り組まれました。
全ての内容を受講した皆さんに、「受講修了証」が手渡され、7月8日から行われた養成講座が終了しました。

 その後、関係者の皆さんと懇親会が行われ、難聴者当事者から要約筆記の大切さや、要約筆記者の存在意義についても話があり、有意義な時間を持つ事が出来ました。

 受講生の皆さんの間から、今後の活動の相談や打合せが行われており、新しい要約筆記グループの誕生と活躍が期待されました。皆さん、本当にお疲れ様でした。

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