2009年6月例会レポート

6月20日(土)午後1時30分より、徳島県身体障害者交流プラザ2F会議室において、徳島県難聴者と支援者の会6月定例会が行われました。

 今回は新しいゲストが数名参加頂け、当初の予定では欠席者の連絡もあったので、人数が少ないのではと思っていましたが、急遽椅子の準備をして、いつも以上の出席者となりました。
 

 夢は想い続ければ必ず実現するもの・・・・今回の例会ではその様な一場面もあり、感動的な内容になりました。

 難聴者の会員の一人が、昔大変お世話になった要約筆記をして頂いていた方に、どうしてもお会いをしたいと想っていたのですが、現在は兵庫県に居るらしいとの情報のみで連絡先が分からず、諦めかけていました。
 前回(5月)の例会の時に、たまたま三ノ宮(兵庫県)の方から、要約筆記の現場見学や交流会をしたいと、数名の難聴者と支援者がナシの会の例会に来てくれました。

 そこで事情を話し、ぜひその要約筆記者を探して欲しいと依頼をし、この事をきっかけに、連絡をとる事ができ、今回の例会にその方が参加をして頂けるようになったのです。

 その方は、徳島県で行われた、第二回の要約筆記者要請講座受講生で、県内で活躍され、その後大分県、兵庫県と転居をしながらも、その土地その土地で難聴者支援の為の要約筆記活動を続けられ、大分県に転居の折には「要約筆記の女神が来県」の見出しで、新聞にも取り上げられたそうです。
 当時の要約筆記の活動内容や、阪神淡路大震災時の難聴者被災の様子もお話いただけました。
 「難聴者と支援者が一緒に協力をして会の運営しているのは、とても素晴らしいことです。私が望んでいた理想の形です。これからもぜひ頑張ってください」と、女神から激励の言葉を頂いて、閉会となりました。
 その他の会員の皆さんからは、会場が狭すぎるので、広い所を用意して欲しいとの要望があり、できるだけ対応したいと考えています。
 また、耳マークのロゴ入りTシャツやベストを作って欲しいとの要望もあり、会費の一部を使って製作する事にも賛同を頂けましたので、早急に調査をする事になりました。
 8月2日に市内で災害に対応した訓練が行われる予定で、その訓練に参加する方向で調整する事にもなりました。
 参加の方法は現在は未定ですが、耳マークの旗等の設置、耳マークのTシャツ又はゼッケンを付けた会員の参加、現場で要約筆記者からの情報提供を受けるデモなど、難聴者と耳マークの存在をアピールできればと考えています。
 本会の大きな活動のひとつとして、耳マークの啓発があります。
今回は県内の旅館やホテルにコンタクトをとり、耳マークの掲示をお願いするのと共に、緊急事態が発生した時にチャイムや電話では聞こえず、避難誘導が遅れる可能性がある事を理解していただき、視覚や振動により連絡が取れるアイテムの導入も合わせてお願いに行く事になりました。
 これについても良いご報告ができるように頑張ってみます。
週末ストレスから開放されていたFe記 

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