小松島市要約筆記者養成講座が終了
新しく4名の要約筆記者が誕生しました!
(修了証書を手にした受講生の皆さん。
左から、卯月ケイ子さん、前川和子さん、西川裕子さん、片岡由夏里さん)
第一期生誕生
平成21年9月11日(金)から、小松島市で要約筆記者を養成する講座(基礎過程)が開催され、10月23日(金)、全過程を修了した4名の皆さんに、小松島市介護福祉課の芳賀さんより修了証書が手渡されました。
受講生の皆さんは、特定非営利活動法人文字情報支援ひこばえのメンバーが中心となり講師陣を勤める32時間の講習を終了し、今後要約筆記者として、難聴者の支援に期待がよせられています。
県内では難聴者への情報保障で要約筆記者の必要性が強く認識されはじめ、徳島市、阿波市等でも養成講座が開講されました。
小松島市での開講は、市単独で行う養成講座としては始めての開講で、今回修了された皆様は、小松島市要約筆記者養成講座としては、第一期の修了生となりました。
今回の養成講座には、当初7名の参加申し込みがあり始まりましたが、受講日が長期に渡るため日程の都合がつかなくなったり、仕事の関係でどうしても参加できなくなったりと、途中で断念を余儀なくされた方々もおいでになりました。
閉講式には、難聴者の皆さんも参加をして頂け、新しい要約筆記者への期待や要約筆記者のあり方等のお話がなされました。
今後修了生の皆様には、地元を中心に活動を続けられ、要約筆記の技術の向上と、難聴者との交流に期待したいと思います。