快適に過ごす為
安全に過ごす為
ナシの会の皆さんで、「ホテルや旅館に宿泊した時、困った事や改善して欲しい事」をテーマに話し合いました。
皆さんから出てきた意見を簡単にまとめてみました。
通常の場合、不便を感じながらもどうにか対応をしているが、緊急事態が発生した時不安であるというご意見が多数出てきました。
引き続き皆さんから、「ホテル・旅館への改善点、要望」を受付けていますので、ご意見をお寄せ下さい。
まで
◎ 聞こえない家族とホテルに宿泊した時、その家族だけを部屋に残して外出して、帰ってきた時(キーを持って外出しなかった場合)、ドアを開けて欲しくノックをしても、聞こえないので開 けてもらえない。 ◎ 難聴者は一人でホテル・旅館に泊まると、部屋に入れば外部とは完全にシャットアウトされ、フロント等と電話での連絡もとれず本当につらく心細い限りです。最初に難聴者である旨を 伝え、その時に食事時間等の連絡事項をメモ書きにして伝えて欲しいと思います。フロント との連絡方法は、便利な電話は聞こえないので、緊急時は携帯メールでお知らせをお願い します。 ◎ 電話の聴けない私達は、部屋に設置の電話では、一方通行で意味がありません。そこで、病院のナースコールのように、非常時部屋のボタンを押せば、フロントで部屋番号が分かるようにして、部屋に駆けつけてくれる装置を設置して欲しいと思います。できれば、風呂・トイレ 等でも使用可能にして欲しいと思います。 ◎ 難聴者対応の補助機器の貸し出し(振動式呼び出し装置・フラッシュランプ等)、ホテル従 業員の、難聴者対応研修の実施、耳マークの設置。 ◎ モーニングコールは補聴器を外して寝ているので、聞こえません。この対策を希望します。 ◎ 難聴者には声や音が聞こえない為、光で知らせてくれるフラッシュライトを設置して欲しい。 難聴者でも安心して泊まれるホテル・旅館になるように考えて欲しいと思います。 ◎ 私がいつも一人のときにドキドキするのは、ノックや電話が鳴っても分からない事です。連絡 はどうにかできる方法が欲しいです、例えば「今からお伺いします」とFAXがフロントから入ると か 、携帯にメールをくれるとか。携帯を持っていない人には館内貸し出し用の携帯を用意し てくれるとか。ノックが聞こえないので、それに代わるフラッシュライト等があればと思います。災 害時なども心配です。みんなが何を言っているのか分からないので、ウロウロしなければなり ません。 ◎ 皆さんは、見たいTV番組がホテルに宿泊して見られないときにがっかりしたことはありませんか?どこのホテルに行ってもデジタルでありながら、字幕が出てきません。 ◎ 聴こえの不十分な人、ホテルに慣れていない人に対して、共通のマニュアルがあれば便利だ と思います。以下の事を書面で渡す。 ◎ ホワイトボードを室内に設置。メールやファックスで食事の時間等を知らせてくれる。料理も楽しみのひとつなので、メニュー内容を書いておいて知らせて欲しい。 ◎ 難聴者も客である事を従業員にも徹底して指導して欲しい。耳マークに関しては、全ての従業員が理解して対応できるようにして欲しい。難聴の度合いによって、決め細やかな対応ができるように、事前の研修やマニュアルを作って欲しい。緊急時には赤色回転灯を点滅し て、マスターキーで入室し、避難事項を記入した連絡表を見せて、適切に誘導して欲しい。 ◎ 一般的な連絡方法として、フラッシュランプや赤色回転灯の設置。熟睡時の緊急連絡方法としてギャッジベッド(電動で背もたれが上がるベッド)を導入して欲しい。両者の組み合 わせて、(フラッシュまたは赤色回転+背もたれ)緊急事態発生。(背もたれを上げる)フロ ントからの連絡がある・・・等難聴者に確実に連絡をつける事ができると思う。 |