2010年8月定例会報告

8月21日(土)、障害者交流プラザで、ナシの会8月定例会が開催されました。

 定刻に始まった定例会は、恒例となりました「一か月の出来事」を皆さんからお一人ずつお話を伺う事になりました。

 今回は、7月31日~8月1日にかけて行われた「海女の家 一泊研修」の話題が数多くでて、楽しかったと好評でした。

一泊研修大変お世話になりました。日ごろゆっくり話す機会がないのでこの日を楽しみにしていました。
色んな情報が入るし皆さんあったかい人達で、一緒にいると楽しく過ごせました。
聞こえくても安心して参加できるナシの会本当にありがとう。 (参加者 H子さんより)
 

今回は、いつも要約筆記をして頂いています要約筆記者の息子さんお二人(いずれも大学生)も参加をしていただけ、いつもは聞く事のできない大学のお話なども聞けて、フレッシュ感満載でした。

 毎回、定例会のはじめにこの「一か月の出来事」をお聞きしています。当初は皆さんお話をするのが苦手なのでしょうか、20分もあれば全員からのお話を終了して、次の話題へと進んで行けたのですが、今回は皆さんのお話が終わったときには、すでに開始をして1時間20分が経過していました(どんだけみんな話し好きになったん!?って感じです)

やっと終わって(笑)・・・、休憩です。

 後半は、夕方から行われるビア・パーティーの事務連絡、配車計画が行われ、その後会員さんから「バス乗り場で困った事、その後の徳島市の対応」について、問題提起がされました。

バス乗り場で困った事の内容は次の通りです。

 徳島駅前の市バス乗り場で、混雑する時間帯、バス停のスペースの関係で、バスが2列に駐車をします。その時、乗客に分かりにくいとの配慮で、運転手さんはわざわざバスから降りてきて、乗客のいるところで「○○行きです」と案内に来てくれるそうです・・・、しかしこれが難聴者には非常に困るというものです。少しでも良く聞こえるようにと、運転手さんは手をメガホンのようにして、行き先を告げてくれます、しかしこれでは口元が見えない・・・、そこで、徳島市の福祉課に相談したところ「案内所に申し出て下さい、そうすれば、バスが来たら案内します」との回答だったそうです。

 なぜ難聴者は、わざわざ申し出なければならないのか?聾唖者はどうするのか?運転手さんが降りてきて案内してくれる時に、行き先を書いたプラカードを持ってくれたら、それで全部クリアできるのではないか!!

 引き続きこの問題は、福祉課との課題となっていますので、進展がありましたら皆様にもお伝えしたいと思います。

 その他、現在行われています要約筆記者養成講座から講師依頼を受けた内容の確認や打ち合わせが行われ、定刻通り定例会を終了する事ができました。

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