2010年3月レポート

3月の定例会が、20日障害者交流プラザ3F研修室Ⅰで行われました。
 今回の定例会は、色々な都合で欠席される方が比較的多く、通常よりは少し少ない人数で行われました。

 まず、最初に先月行われました料理教室の写真を、DVDに編集した映像が流され、和気藹々と行われた料理教室の楽しかった思い出が蘇るスタートとなりました。
数十枚の編集された写真には、それぞれ面白いキャプション(字幕)が付けられ、笑いが起こる一場面もありました。
 これからもナシの会の行事の時には、出来る限り写真の撮影を行い、皆さんにご紹介ができればと考えています。

 引き続いて、恒例の「一ヶ月の出来事」を全員の方にお話しを頂きました。一ヶ月は短いようですがしかしそれぞれ色々な事が起こっていて、お話をお伺いできるのは非常に楽しい報告となりました。
 今回は新しい方もお一人お見えになり、物議を醸し出すご発言を頂、その方のお言葉を借りるなら「活発な意見交換会」になりました。
(いつも活発な定例会ですが、初めてなのでご存知なかったのでしょう(~_~;))

 十人十色と言う言い方がありますが、本当に色々な方がいるものだと、改めて感じさせられた定例会となりました。
 ご参加の皆さんは、それぞれのご意見をお持ちと思いますし、それをご発表頂くのは、誠に結構な事と思います。
 時には、耳が痛い内容もあるかも知れませんが、そこは真摯に受け止めて、より良い活動へつなげて行く為にも、どのようなご意見も自由に発言できる雰囲気を守らなければならないと考えています。
 ただ、個人の中傷や人権侵害に該当するようなご意見は、不本意ながら差し控えて頂かなければならないと、改めて感じさせられました。
少し不穏な空気になりましたが、皆さん流石大人と言う事で、水入りとなり前半を終えることができました。

 引き続いて後半は、恒例のお花見について計画がされ、4月3日(土)午後1時から3時頃まで行う事に決定されました。
場所については、一応徳島公園に仮決めされましたが、変更の可能性を残しています。

 次に、「聞こえが不自由なため困ったとこ、そしてそれに対して望む対応」について難聴者の皆さんから全員ご意見を頂きました。
 病院や銀行で待たされる事、聞こえない為に交通事故に遭いそうになった事、実際に事故に遭ってしまった事、その後の示談や処理に苦労する事などのご意見を頂戴しました。
 中には「困った事は無い、言いたい事だけ何時も言って、返事は聞かない(聴こえない)」と言う卓越したご意見も飛び出る事となりました。

 また、地元テレビ局の取材依頼(延期保留)があった話や、その事により職場に耳マークを設置する事ができたなど、充実した活動内容につなげて行けた報告もなされました。

 また、講演会の伝達講習として、障害者が災害により被災した場合、行政の援助は経済的な問題により充分に受ける事は望めないので、「自分の身は自分で守る」を原則に考える必要があるとのお話しがなされ、更なる注意の喚起の必要性が報告されました。
誠にその通りと考えます。

最後に全員から本日の感想をお伺いして、定刻の4時30分に定例会は閉会となりました。

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