2010年1月定例会レポート

次第
○ 一ヶ月の出来事報告
○ 助成金の申請内容報告
○ 今後のナシの会の活動について要望
○ 冊子を使った人権感覚チェック

 

平成22年1月16日、今年初めてのナシの会定例会が、障害者交流プラザで行われました。

 当日は、参加人数が多数になる予定で、交流プラザの研修室を予約しておきたかったのですが、別の団体が先に予約を入れていた為、仕方なくプレイルームの予定でした。前日の15日、最終確認で研修室がキャンセルがになっていない事を確認。研修室は終日利用予定のままでした。

 プレイルームは、本来利用者数15名の部屋のようで、どこかから椅子やテーブルを持ち込めば、30名位は大丈夫では?と、少々無茶な計画ですが、仕方がありません。いつも利用している、2Fの会議室の椅子机をお借りして、開始1時間前から準備に取り掛かっていました。

「ちょっと準備待って!!研修室空いたみたい!!」
ええっ~、嘘だろ~!!、確認をしてみると、終日利用予定の団体が、午前中で利用終了したようで、急遽部屋が空く事に・・・!ラッキー!!(でもちょっと複雑な気分)
プレイルームの準備を撤収、直ちに研修室の準備に取掛かります。

「研修室の1と2と、どちらを使うん?」・・・・・「両方!!」
という事で、一気に大広間に変身です。
結局全参加者は40名近くになりましたが、部屋の広さは全く問題なし!!

 今回の定例会は、海陽町から十数名の要約筆記を勉強している皆さんが、見学や実習で参加して頂け、また鳴門教育大学大学院生の方も、要約筆記の勉強を兼ねて参加、難聴者の方にも始めての参加の方がいたりして、にぎやかに定例会が始まりました。

 新年の挨拶の後、恒例の「一ヶ月の出来事」をみなさんからお伺いをし、その後助成金申請の説明が行われました。
 今回の助成金の内容は、ナシの会脚本による難聴者を主人公に取り上げた演劇の公演とDVD化、耳の日の街頭啓発活動、講演会などが中心となっています。
特に演劇の公演が行われれば、日本初の取り組みとなる予定です。

 今後のナシの会の活動への希望も皆さんからお伺いをしました。その中で「ナシの会のHPを皆さんで見たら?」と言うご意見を頂きました。
インターネットが整備されていない会員さんもおいでになりますので、一度交流プラザのPCを使って、みんなでHPを見るのも良いと思いますね。

 次に徳島県が発行しています、人権について一緒に考える冊子「あい あわ あす とくしま」を使って、イラストを見ながら、全員で人権の視点から不合理な所をチャックして行きました。
 皆さん一生懸命取り組んで頂き、色々と細部に渡って不合理な所や、改善すれば更に住み良い町になる方法を見付け出してくれました。
 住み良い町づくりは、どこが住み難いのか?住み易くする為にはどこをどのように改善すれば良いのかを明確にして、改善要望を行政等にアピールしていく事が大切です。
これからも、難聴者が住み良い町づくりを目指して、一つひとつ要望や活動をして行きたいと思います。

 定刻の4時30分に閉会となり、一部の会員さんは「親の会」が主催するウインターキャンプ参加のため、上勝町坂本の「ふれあいの里 さかもと」へと出発していきました。

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